宝石検定が2025年8月に再び開催されます
一般社団法人日本宝石協会は、宝石に関する広範な知識を測る「第2回宝石検定」を2025年8月24日(日)にオンラインで実施することを発表しました。前回の開催では2000人以上が参加し、好評を博したことから、再度の実施が決定されたのです。受検は自宅からカメラ付きのパソコンやタブレット、スマートフォンを使って可能で、全国どこからでも参加できます。
前回の宝石検定の結果
2024年に行われた第1回宝石検定では、3級の合格率が89%、2級は72%という結果が出ました。受検者のほとんどが「宝石に関する有意義な知識が身に付いた」と回答しており、学びの内容も多岐にわたることが分かりました。参加者からのアンケート結果として、特に多かった回答には以下のようなものがあります:
- - 宝石の化学式や名前の由来についての知識が得られた
- - 地学的要素を含む幅広い内容が学べた
- - 誕生石や産地についてのイメージが向上した
第2回宝石検定の詳細
この試験は、3級と2級に分かれており、それぞれに異なる内容が用意されています。3級は基礎知識を問う内容となっており、試験時間は60分で出題数は100問です。2級はより発展的な知識を必要とする内容で、同様に試験時間は60分、出題数は100問となっています。
受検料は、3級が5,500円(税込)、2級が7,700円(税込)、そして併願で受検する場合は12,100円(税込)です。申込は本日2025年5月1日から開始されており、締切は既に設定されています。地域を超えて多くの人に参加してもらえるよう、企業や学校、サークルでの団体申し込みも受け付けています。
宝石検定公式テキスト
また、宝石検定の公式テキストが発売されています。このテキストでは、宝石が美しい理由やその生成過程を、初心者でも楽しめる形で理解することが可能です。テキストはカラーで210ページと充実しており、宝石に関する知識を深めたい方には必携の一冊です。価格は製本版が3,200円(税込)、オンライン版が2,500円(税込)です。
ケーススタディと問題例
さらに今回の検定では、実際の試験問題も用意されています。たとえば、カボッション・カットされた宝石に光が当たった時に現れる一筋の光の帯を何と呼ぶかという問題があります。選択肢には、シャトヤンシー(キャッツアイ効果)などがあり、正解を学ぶことも検定の楽しみの一つです。
今後のイベント
加えて、2025年8月1日から3日にかけて東京ビッグサイトでは「TOKYO JEWELRY FES '25 Summer」が開催され、このイベントにも宝石検定が出展します。詳細情報は公式サイトにて随時更新される予定です。
お問い合わせ先
一般社団法人日本宝石協会に関するお問い合わせは以下の通りです。営業時間は平日10時から17時で、祝祭日や年末年始、夏季休暇を除きます。
- - 電話: 03-5812-4785
- - ファックス: 03-5812-4786
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