大阪体育大学がキャリア支援ポータル『Career.base』を導入
大阪体育大学(以下、OPU)は、学生一人ひとりのキャリア観を形成し、幅広い選択肢を提供するために、株式会社haco.が開発、運営するキャリア支援ポータルサイト『Career.base』の導入を決定しました。このプラットフォームは、学生が自身の経験やスキルを「キャリアポートフォリオ」として記録・整理できるもので、自己分析やキャリア開発、就職活動に役立つ情報が提供されます。
導入の背景
OPUの学生は、体育学部・教育学部に所属し、非認知能力が高いことが特徴です。民間テスト「PROG」では、行動特性を表す「コンピテンシー」のスコアが平均を大きく上回っています。しかし、学業や部活動に多くの時間を費やすため、自己分析や業界研究に使う時間が限られているのが現状です。
このような背景から、OPUは学生が自分自身や社会について理解を深める機会を増やすために『Career.base』の導入を決定しました。これは、学生が多様なキャリア選択を考えられるようサポートすることを目的としています。
期待される効果
『Career.base』の導入によって、以下のような効果が見込まれています。
1.
キャリアポートフォリオの作成: 学生は、自己分析を通じて自身のキャリアを意識的にデザインできるようになります。特に、経産省が提唱する「社会人基礎力」を基に、学生が自分の強みや成長を可視化する手助けとなります。これは、キャリアデザインの必修科目を通じて行われ、全ての学生に利用を促進します。
2.
選択肢の幅を広げる: 効果的な自己分析により、学生は「やりたいこと」だけでなく「自分に向いていること」を見つけることができ、さまざまな進路の可能性を考えることができるようになります。
3.
企業とのマッチング: 企業は、学生の能力と自社のニーズを照らし合わせることができ、これまで出会えなかった学生との接点を持つことができます。従来の求人情報では捉えられないようなマッチングが期待できます。
4.
DX化の推進: キャリア支援業務のデジタル化を進めることで、支援設計の精度向上とスタッフの生産性の向上を図ります。
関係者のコメント
OPUのキャリア支援部センター長である好井正治氏は、学生が自身の強みを言語化したり、多様な選択肢を広げたりする機会が限られていたことを懸念し、今回のプラットフォーム導入に期待を寄せています。彼は、これにより学生がスポーツで培った思考をキャリアにも応用できると述べています。
また、haco.の代表和田美鶴氏は、学生と企業の間の接点を広げることで、多様なキャリア選択を促進するという目指しを強調し、早期からの自己理解の促進に努めることを約束しました。
今後の展望
今後、OPUでは『Career.base』を通じたキャリア支援の質を向上させるため、さらに多様な支援を展開していく予定です。具体的には、AI技術を活用しながらも、学生の個性や経験を大切にしたキャリア形成の支援を行う方針です。
特に、自分のスタイルに合った先輩のエントリーシートを参考にできる機能など、学内限定のリソースを活用することで、学生一人ひとりの可能性を引き出すサービスが期待されています。これを通じて、学生は自身に合った進路を見つけ、社会に出る準備を整えることができるでしょう。
まとめ
大阪体育大学が『Career.base』の導入を決定したことで、学生は自分らしいキャリア形成の道を切り開く機会が増えました。今後の展開が非常に楽しみです。この取り組みは、単にキャリア支援ツールとしての役割だけでなく、学生の可能性を広げ、社会に新たな選択肢をもたらす一環となることが期待されています。