大滝詠一の「ナイアガラ・レコード」50周年特別展が会期延長決定！

大滝詠一の特別展、会期延長決定

日本のポップスシーンに偉大な足跡を残した大滝詠一氏のレーベル「ナイアガラ・レコード」は、設立から50周年を迎え、東京都神保町にて開催中の特別企画展『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』が好評につき会期延長を決定しました。新しい会期は、2025年8月17日までとなります。

この展覧会は、76年の設立以来、数々の名曲を生み出し、日本の音楽シーンに影響を与えてきた「ナイアガラ・レコード」の歴史をテーマにしたもので、開幕以来、高い注目を集めています。会場では、大滝氏自身が蒐集した貴重なアート作品や愛蔵品が展示され、来場者は時代を超えた「ナイアガラ」の魅力に触れることができます。

特別展の見どころ

この特別展のコンセプトは、“もしも今、東京・神保町に「ナイアガラ・レコード」の事務所があったら…”です。大滝詠一氏の美的な感覚が表現された空間で、彼の音楽や文化に対する情熱を感じられるようになっています。

特に注目すべきは、没後に発表されたアルバム『DEBUT AGAIN』のジャケットを再現したコーナーです。このコーナーでは、ナイアガラーとしてのスピリットを持つイラストレーターや造形作家が制作した小道具も展示されています。また、大滝氏が愛用していた実物のジュークボックスや福生スタジオの初公開写真なども見どころのひとつです。

限定グッズも登場

会期延長に伴い、展示会でしか手に入らない公式グッズのオンライン販売も始まりました。New Galleryの公式オンラインストアでは、ジクレー作品やアクリル作品のほか、デザインTee、アクリルキーホルダー、クリアファイルなど多彩なアイテムが販売されています。ファンにはたまらない商品が揃っており、すでに会場で品切れとなっているアイテムもオンラインにて購入可能です。

期間限定のリリース

また、特別展の記念アイテムとして、50周年を記念したリミックスEP『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey Remix EP』が2025年7月7日にリリースされる予定です。参加アーティストには、Corneliusやスチャダラパーなど、現在の音楽シーンに影響を与えている面々が名を連ねています。

この特別展は、ただの音楽展ではなく、大滝詠一氏の音楽に対する愛情と文化への造詣を感じることができる貴重な機会です。歴史を実感しながら、彼の精神を体験するためにもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。