羽田空港と渋谷に新ロッカーホテル即配サービスが登場

新たなロッカーホテル即配サービスが羽田空港と渋谷に登場

2025年6月3日（火）、羽田空港第3ターミナル駅と渋谷駅を含む7つの駅で、株式会社JR東日本スマートロジスティクスが新たなロッカーホテル即配サービスを開始します。このサービスは、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を活用し、指定したホテルでの荷物の受け取りが可能になるものです。これにより、首都圏の12駅と関西の4駅、合計16駅から、旅行者の利便性が大幅に向上します。

このサービスでは、事前に荷物をロッカーに預けることで、あらかじめ指定したホテルにその日のうちに荷物を届けてもらうことができます。そのため、観光客にとっては身軽で自由な行動が可能になり、手ぶら観光を実現する大変便利なシステムです。

新たにスタートする駅は次の通りです：

- 羽田空港第3ターミナル駅
- 渋谷駅
- 新橋駅
- 日暮里駅
- 鶯谷駅
- 大井町駅
- 蒲田駅

これらの駅からは、東京23区と浦安市の指定されたホテルへと、荷物の即日配送が行われます。

配送料金とサービスの利用方法

このサービスの料金は、荷物のサイズによって異なり、税込で次のようになります：

- Sサイズ：2,500円
- Mサイズ：2,600円
- Lサイズ：2,700円

ただし、プレミアム会員には500円の割引が適用されます。
荷物のサイズは、Sサイズが幅34㎝×高さ33㎝×奥行65㎝以内、Mサイズが幅34㎝×高さ50㎝×奥行65㎝以内、Lサイズが幅34㎝×高さ86㎝×奥行65㎝以内となっています。

利用者は、以下の手順でサービスを利用できます：
1. マルチエキューブのWEBサイトから予約、事前決済をする（当日9:30まで）。
2. 予約したロッカーの操作パネルに予約番号を入力し、またはQRコードを読み取る。
3. 自動で開くロッカーに荷物を預け入れる（当日11:00まで）。
4. 予約時に指定したホテルで荷物を受け取る。

この運用は、今後さらなる駅の拡大やサービスの充実を目指しており、観光客がより快適に旅行を楽しむための取り組みの一環です。
JR東日本スマートロジスティクスは、駅を物流の拠点に変え、手ぶら観光を推進していく方針です。マルチエキューブの公式サイトにて詳細情報や利用方法も掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。