ZoomがVideo SDKの販売を開始
2024年12月5日、カリフォルニア州サンノゼからのニュースです。Zoom Communications, Inc.は、チャネルパートナー向けに新たに提供されるZoom Video SDKを発表しました。このビデオソフトウェア開発キットは自由にプログラム可能であり、ユーザーはZoomのコア技術であるビデオ、オーディオ、画面共有、チャット機能を、自身のアプリケーションにスムーズに統合できます。
ZoomのVideo SDKを導入することで、医療、教育、ビジネスなど多様な業界において高品質なリアルタイムコミュニケーションを実現可能となります。Zoomのグローバル・チャネルGTマネージャーであるNick Tiddは、「パートナーは世界中のお客様に最高クラスのソリューションを提供しています。この度、リセラーがVideo SDKを販売できるようになり、多くの顧客がその機能を活用できることを嬉しく思います」と述べました。
また、Zoomビルダーエコシステム責任者のSteven Liは、「Zoomの高品質なコミュニケーション機能を自社製品に導入したいと考えている開発者とこれまで何千人も協力してきました。お客様は指定のZoomパートナーを通じてこれらのサービスを利用できます。この重要な取り組みを喜ばしく思います」と語りました。
さらに昨年、Zoomが委託したパフォーマンステストの結果、特に不安定なネットワーク環境下や低性能デバイスにおいても、Zoom Video SDKが業界をリードする品質と耐久性を持つことが確認されました。これにより、開発者はシームレスな統合およびカスタマイズ可能なアプリケーションを簡単に構築できるツールを手に入れることができます。
また、Zoomのミッションは「無限に広がる人とのつながりを可能にするAIファーストのワークプラットフォームを提供すること」です。Zoom Workplaceは、チームワークを再構築し、AI Companionを搭載したオープンコラボレーションプラットフォームを通じてチームの生産性を向上させます。さらに、Zoom Contact Centerを含む営業やマーケティングチーム向けのBusiness Servicesは、顧客ライフサイクルを通じての関係を強化する役割を果たします。
2011年に創業したZoomはすでに上場し、カリフォルニア州サンノゼに本社を構えています。詳細は公式サイト
zoom.comで確認できます。
ここまでの最新情報は、Zoomがリリースする新機能とその影響についてでした。ZoomのVideo SDKが多くの業界において新しいコミュニケーションの形を実現することを期待したいと思います。