株式会社Dental PredictionとKDDIが連携し口腔機能維持を目指す実証実験開始

株式会社Dental PredictionがKDDIと連携、口腔機能向上を目指す実証実験

株式会社Dental Prediction（東京都港区、代表取締役兼CEO：宇野澤元春）は、株式会社KDDI（東京都千代田区、代表取締役社長CEO：松田浩路）が運営するヘルスケアアプリ「auウェルネス」との共同で、口腔機能の維持・向上を目指した実証実験を2025年4月から開始します。この取り組みは、健康寿命延伸へ寄与するサービス開発を視野に入れたものです。

歯科の健康相談「mamoru」アプリの展開

Dental Predictionは、オンラインで歯科医師に相談できる「歯科の健康相談 mamoru」アプリを提供しています。このアプリでは、ユーザーがいつでもどこでもスマートフォンやタブレットで歯科医師に相談したり、近くのクリニックを予約したりすることができます。実証実験では、この「mamoru」アプリと「auウェルネス」を活用し、口腔機能の維持・向上に寄与する新しい仕組みを構築する予定です。

具体的な実施内容

第一段階として、2025年4月から期間限定で「auウェルネス」のユーザーがオンラインで歯の悩みを気軽に歯科医師に相談できるシステムを導入します。これにより、受診促進を図るとともに、ユーザーの歯科に関する知識向上を目的としたアンケート調査も行い、歯の健康と健康寿命の関連性について検証します。

口腔機能の重要性

口腔機能とは、食べ物の咀嚼（そしゃく）、飲み込むこと、発音や表情をつくるなど、健康的な生活を送るために必要な口の基本機能を指します。その維持や向上には、虫歯や歯周病などの痛みが出てからの受診ではなく、予防のための検診が不可欠です。実証実験では、そのような環境を整え、口腔機能の低下が引き起こす可能性がある要介護状態のリスクを低減することを目指します。具体的には、脳卒中や心臓病、認知症、骨折・転倒などが挙げられます。

健康寿命の延伸へ向けて

本実証では、「auウェルネス」との連携を通じて、ひいては「歯科の健康相談 mamoru」アプリのサービス改善を図り、口腔機能の維持・向上を促進し、健康格差の解消にも貢献したいと考えています。共に取り組むことで、口腔に関する新たなサービスが利用者に届けられることが期待されています。

Dental Predictionの理念と未来

Dental Predictionは、デジタルプラットフォームを通じて、世界中の人々が最新の歯科教育・相談・治療にアクセスできるように努めています。私たちの目標は、国民の健康寿命を延ばし、健康格差のない社会を実現することです。「歯科の健康相談 mamoru」アプリは、その一環として機能します。

2025年4月には、120名以上の歯科医師が参加し、多様な領域の相談に応じています。また、サービス開始からの利用者数は8万人を超え、相談件数も11,000件を超えており、多くの方々に利用されていることが確認されています。

新たな仲間を募集中

Dental Predictionでは、今後とも新しいプロジェクトに向けて仲間を募集しています。企業理念やビジョンに共感できる方は、ぜひお問い合わせください。アプリを通じて、より多くの人々の健康をサポートするこのプロジェクトに参加するチャンスです。

公式サイト： Dental Prediction