日本一の生まぐろを守るための取り組み
和歌山県の那智勝浦は、「日本一の生まぐろ」として知られる地域です。
ここでは持続可能な漁業を推進するために、漁師たちが「はえ縄漁」という環境に優しい漁法を使用しています。この漁法は、海洋資源の枯渇が進む中で、未来の海を守るために不可欠なものです。
乱獲とその影響
近年、海洋資源は急速に減少しており、その影響はマグロにも及んでいます。特に、乱獲によって多くのマグロ種が絶滅危惧種に指定されている現状は深刻です。日本はマグロの消費大国としてこの問題に取り組まなければなりません。
マグロ漁には主に「巻き網漁」と「はえ縄漁」の二つの方法があります。しかし、「巻き網漁」は効率が高いものの、若い魚や産卵期の親魚まで捕らえてしまうため、海洋資源に深刻な影響を与えます。
はえ縄漁の特長
一方、「はえ縄漁」は独自の技術を用いて魚を捕獲します。長い縄に釣り針をつけた枝縄を下げ、マグロがかかるのを待つこの方法では、捕れる魚は限られています。このため、子供や産卵期の魚が捕られないため、持続可能な漁業へ寄与しています。
具体的には、那智勝浦漁港では1981年以降、「巻き網漁船」の入港を禁止し、すべてのマグロを「はえ縄漁」によって揚げています。この努力により、質の高い生まぐろの水揚げが実現しています。
質の高い「生まぐろ」とは
「生まぐろ」とは、凍らせていないマグロのことを指します。那智勝浦の運営するマグロは、一度も冷凍されていないので、豊かな旨味とモチモチ感が特徴です。この味わいは、冷凍品には到底及びません。
また、地元の漁師たちの丁寧な活け締めにより、鮮度が保たれています。那智勝浦は日本一の水揚げ量を誇り、この地で捕られたマグロは、品質の高さから多くの人々に愛されています。
新サービス「緊急スポット販売」
これらの取り組みをさらに発展させるため、2026年から「生まぐろ 緊急スポット販売」サービスが始まります。豊漁時にマグロが値崩れするリスクを避けるため、仲買業者と協力して販売を行います。このサービスは、会員制のオンラインショップを通じて、定期的なマグロ販売を行うもので、持続可能な漁業を支える重要な施策です。
漁業を支える消費者の役割
現在、那智勝浦では質の高いマグロが出回る中、豊漁により安く買いたたかれる現状が問題視されています。この状況を打破するためには、消費者の皆さまの支援が不可欠です。
「さわかみ生まぐろ直販クラブ」の活動に参加し、高品質な生まぐろを購入することは、地域の漁師や漁業の未来を支えることにつながります。
結論
また、この新サービスを利用することで、マグロの価格が急落することを防ぎ、漁業の持続可能性を保つことができます。今こそ、那智勝浦の漁師たちの「はえ縄漁」を支え、未来のマグロ資源を守るための行動が求められています。皆様のご参加をお待ちしております。
最後に
綺麗な海で育まれた生まぐろの味を、ぜひ一度ご賞味ください。良質なマグロを通じて、那智勝浦の漁業の未来を共に考えていきましょう。詳しい情報や会員登録は
こちらからご覧いただけます。