コロナ禍を乗り越える人々を描く劇団芝居屋の新作『七曲り異聞・隠れ処京香』

新たな物語が織りなす舞台『隠れ処京香』

2024年10月22日から27日まで、中野スタジオあくとれにて、劇団芝居屋の第43回公演『七曲り異聞・隠れ処京香』が上演されます。本作は昨年の舞台『七曲り喫茶紫苑』の続編であり、コロナ禍を生き抜いた人たちの力強い姿を描き出します。

物語の舞台

物語は東京郊外の私鉄沿線の飲食街、七曲り横丁に設定されています。コロナ禍を乗り越え、集団で区画整理移転を経た住人たちは、営業再開から一年が経過し、それぞれの店の足場を固めています。物語の展開は、北口の駅前飲食街外れにひっそりと佇む、ハザマビルの地下に昔「京香」という店を持っていた伊崎京香の姿から始まります。

出演キャストとその魅力

豪華なキャスト陣が集結し、観客に多様な生き様を伝えることを目指しています。主演には、過去公演の成功を収めた齋木亨子のほか、木の下敬志、法霊崎美佳、初登場の堀江あや子、山本嵐太が参加し、それぞれがキャラクターに深みを与えます。彼らの演技を通じて、各キャラクターの内面や葛藤がリアルに描かれ、多くの共感を呼ぶことでしょう。

劇団芝居屋の特徴

劇団芝居屋は2002年に旗揚げされて以来、市井の人々の日常を描いた創作を続けています。そのテーマは「覗かれる人生」であり、見る人に思考を促す作品作りを心がけています。今回の公演もその精神を受け継ぎ、観客が自らの人生を重ね合わせるきっかけになるでしょう。

公演情報

公演の日時は以下の通りです。すべての公演は、中野スタジオあくとれにて行われます。

- 10月22日（火）19時
- 10月23日（水）19時
- 10月24日（木）14時／19時
- 10月25日（金）14時／19時
- 10月26日（土）14時
- 10月27日（日）14時

（開場は開演の30分前、上演時間は約1時間35分）

チケット情報

公演チケットは大人4,500円、学生3,500円で販売されており、カンフェティにて限定割引もご用意されています。通常価格から1,000円割引の3,500円で購入可能です。

公式情報やチケット購入はこちらのリンクからご覧ください。また、劇団の公式ホームページでも詳細が紹介されています。

この劇団芝居屋の新作を通じて、コロナ禍がもたらした様々な影響を受けた人々の姿に触れ、心の奥深くにある感情に共鳴することができるでしょう。ぜひ、この機会に劇場に足を運び、彼らの物語を体感してください。