中国電力の新たな挑戦
中国電力ネットワーク株式会社が、地域社会の未来を切り拓くための新しい試みを始めました。その名も「Co-Creation with Network」。このプログラムは、経営資源を活用し、先進的なプロダクトやサービスを持つスタートアップ企業と協業することで新たな価値を創造することを目的としています。2023年1月15日からは協業アイデアの募集が始まり、多くの企業からの応募が寄せられました。
参加企業の選定
数多くの応募の中から、特に興味深い5社が選ばれました。各企業はそれぞれ独自の技術やビジョンを持ち、地域活性化に向けたさまざまな取り組みを行っています。以下が選ばれた企業の概要です。
1.
アークエルテクノロジーズ株式会社
- 所在地:福岡県福岡市
- 協業内容:EV普及を促進する充電最適化サービスのデータ活用検討
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2.
株式会社DATAFLUCT
- 所在地:東京都渋谷区
- 協業内容:衛星データを用いた森林J-クレジットの創出支援
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3.
株式会社ドローンショー・ジャパン
- 所在地:石川県金沢市
- 協業内容:地域活性化のためのドローンショー開催
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4.
株式会社ハイレゾ
- 所在地:東京都新宿区
- 協業内容:地域に分散させたデジタルインフラを通じた地方創生型GPU専用データセンターの設立
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5.
株式会社Waqua
- 所在地:沖縄県うるま市
- 協業内容:小規模な分散型水供給サービスの検討
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プログラムの今後の展開
当プログラムは、協業期間を2023年5月から9月と定めています。その間に、各企業とのアイデアをさらに具体化し、検証を行う予定です。また、成果報告会が2023年9月下旬に開催される予定で、今後の事業化や社会実装への道筋が示されることでしょう。
中国電力は、こうした取り組みを通じて「経営ビジョン2030」に掲げる新規事業の展開と地域活性化への貢献を実現し、地域社会とともに発展する企業を目指しています。共創による新しい価値の創造が今後の地域社会に与える影響は計り知れません。
結論
「Co-Creation with Network」は、地域の未来を明るくするポテンシャルを秘めています。このプログラムは、企業だけでなく地域全体に利益をもたらすでしょう。これからのふるまいに注目です。