「空色のホリデー」東京・大阪開催！子ども向け創造体験イベント

「空色のホリデー」で子どもたちの創造力を開花

現代社会では、手軽に手に入る加工食品や便利なデジタルツールが溢れ、子どもたちは豊かな生活を送っています。しかし、その一方で、モノやコトに対する価値観を育む機会は減っているかもしれません。そこで、「空色のホリデー」は、第一線で活躍するプロフェッショナルたちが、子どもたちに本物の体験を提供するイベントとして誕生しました。

東京・大阪で開催される創造性あふれるイベント

2015年4月、東京と大阪の2会場で開催された「空色のホリデー」。東京会場は、クリエイターの仕事場として知られる「IID世田谷ものづくり学校」、大阪会場は中之島公園バラ園内のレストラン「R」Riverside Grill ＆ BEER GARDENをメイン会場に、多彩なプログラムが展開されました。

多様なワークショップで創造性を刺激

イベントでは、国内外で活躍するアーティストやデザイナーによるワークショップが多数開催されました。

主なワークショップ例:

OHGUSHI『そらのこいのぼり』: OHGUSHIによる「にじみ」の技法を用いた布に、子どもたちがうろこを足して大きなこいのぼりを作るワークショップ。
杉本佳世（LIYLIESANG）『切り絵でつくる鯉のぼりワークショップ』: アートナイフを使って紙を切り抜き、色を塗ることで、美しい鯉のぼりのブックマークや大きな鯉のぼりを作るワークショップ。
タカラモノPhoto Session: 雑誌・広告の世界で活躍する写真家チームによる、子どもたちのポートレート撮影。
Cui Cui『葉っぱのこいのぼり』: フラワー＆アート制作ユニットによる、葉っぱを使ったこいのぼりの制作ワークショップ。
100mermaids workshop『こどもの絵でつくるぬいぐるみ』: 子どもの絵を基に、オリジナルのぬいぐるみを作るワークショップ。

これらのワークショップを通して、子どもたちは創造性を刺激され、新たな発見や喜びを経験することができました。

地域の生産者と繋がる「空色のマルシェ」

イベント会場には、「空色のマルシェ」も併設されました。大阪・泉州の「泉ファーム」のはじけるとうもろこし、北野農園の水ナス、和歌山・西浦農園のキュウリなど、全国各地の農家から届いた新鮮な野菜や果物が販売され、来場者はそのおいしさや生産者の情熱に触れることができました。東京会場では、屋上全体が活気あふれるマルシェとなりました。

創造性を育む空間「ettone park」

東京会場の「IID世田谷ものづくり学校」1Fの屋外スペースでは、「ettone park」と題した、子どもたちが自由に楽しめるコンテンツが提供されました。古着をステンシルアートでリメイクするワークショップや釣り大会、バッジづくりなど、個性豊かなプログラムが用意され、子どもたちは創造性を羽ばたかせ、楽しい時間を過ごしました。さらに、日本を代表するDJ、DJ Kenseiによる音楽パフォーマンスも、会場を盛り上げました。

未来への「矢印」となるイベント

「空色のホリデー」は、単なるイベントではなく、子どもたちが未来への「矢印」を見つけるための機会を提供するものとなりました。モノづくりやコトづくりを通して、子どもたちが新たな夢や目標を見つけ、日本の伝統や文化、そして未来の街をさらに豊かにする力となることを願って開催されました。

イベント概要

開催時期: 2015年4月
開催場所: 東京：IID世田谷ものづくり学校、大阪：中之島公園バラ園内「R」Riverside Grill＆BEER GARDEN
料金: 入場無料（ワークショップ・物販は有料）

「空色のホリデー」は、子どもたちの未来を明るく照らす、忘れられない一日となりました。