パーソルビジネスプロセスデザイン、データ駆動型営業サービスを開始

データ駆動型営業組織変革サービスの登場

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が、SALESCORE株式会社と連携し、新たに「データ駆動型の営業組織変革サービス」を提供開始しました。これは、営業組織の生産性を向上させることを目指したサービスで、データ活用を通じて再現性の高い営業組織を実現することを目的としています。

共同での取り組みの背景

パーソルビジネスプロセスデザインは、20年以上にわたるアウトソーシングの経験を持ち、1600社を超える企業の業務改善に携わってきました。一方で、SALESCORE株式会社は営業活動をサポートするSaaSを提供しており、それぞれが持つ強みを融合させることで、より効果的なソリューションを提供する狙いがあります。

特に、営業のスペシャリストたちによって高パフォーマーの思考や行動が分析され、商談での勝ち筋が明らかにされることで、営業活動の効率化が図られています。このアプローチは、競争が激化するビジネス環境の中で、企業が持続的に成長するために欠かせません。

サービスの特徴

新しいサービスは、SFA（営業支援システム）の導入や活用の状態を可視化し、営業プロセスを再構築することで、営業チーム全体が「誰もが再現性を持って売れる」環境を整えることに特化しています。具体的には、営業活動の予実管理を行う「VISUALIZE」、SFA入力工数を減らす「SYNC」、SFAの活用状況を追跡する「SFA Success Tracker」などのプロダクトを活用し、企業が抱えるさまざまな課題を解消するサポートをおこないます。

これらのツールは、データを元にしたハイパフォーマー分析や、業務プロセスの再設計、営業戦略の立案など、包括的にサポートする仕組みを構築しています。

データ活用の重要性

今回のサービスは、特に「SFAを導入しているが定着せず、データが活用できていない企業」に焦点を当てることで、営業組織のデータ利活用を促進します。営業活動のデータをしっかりと収集し、それに基づいた意思決定を行える体制を築くことで、顧客のニーズに応えることが可能となります。

専門家のコメント

SALESCOREの松本氏は、この協業を通じて実行力のあるサービスを提供できると確信しており、テクノロジーを活かして営業変革の壁を早期に乗り越える助けとなることを強調しています。また、パーソルの泉氏も、データを基にした営業活動を進め、経営課題の解決に貢献することに期待を寄せています。

まとめ

このサービスの導入により、営業組織はデータ駆動型のアプローチを取り入れ、より戦略的に営業活動を行えるようになります。両社の専門性を活かし、幅広いニーズに応えることで、持続可能な成長を目指す企業の営業力を強化することが期待されています。今後も、変革を促す新たな営業スタイルの確立に向けた動きが注目されるでしょう。

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