ミステリー大賞発表
2025-10-01 14:52:51

第24回『このミステリーがすごい!』大賞、犬丸幸平氏が受賞し新たな幕開け

第24回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品が決定



株式会社宝島社が主催する『このミステリーがすごい!』大賞の第24回受賞作が発表されました。合計461作品から厳選された結果、犬丸幸平氏の『龍犬城の絶対者』が栄えある大賞を獲得しました。大賞には賞金1200万円が授与され、受賞作品は2026年1月に書籍化される予定です。

受賞作品の魅力


受賞作品『龍犬城の絶対者』は1920年の中華民国を舞台に、元皇帝と日本人の絵師が謎を解く様子を描いています。物語は、絵師である一条剛が元皇帝に雇われ、城に隠された水墨画の贋作を制作するという背景から始まりますが、思いもよらぬ事件が次々と展開されます。読者を惹きつける複雑な人間関係や謎解きがこの作品の醍醐味です。

文庫グランプリ受賞作


同時に、文庫グランプリには宮島明道氏の『馬と亀』と、四島祐之介氏の『アナヅラ様の穴場』が選ばれました。どちらも独自の視点から新しいミステリーの形を提示しており、特に『アナヅラ様の穴場』は、異形の者が女性をさらうという奇妙な設定で注目を集めています。受賞作品の各著者は今後も新たな物語を収めることが期待されています。

選考側の評価


選考委員による作品の評価も非常に高く、特に歴史的背景を織り交ぜた独自の視点や、キャラクター同士の相互作用が新たな作品の強みとして挙げられています。翻訳家や書評家からも評価されるほどの緻密な作りがこの作品には詰まっています。

ニュースと今後の展望


この大賞は、新たな作家や作品を発表するプラットフォームとしての役割を果たしています。今後も、新たなミステリー作家の台頭を見届ける大きな期待が寄せられるでしょう。選考過程での経験を元に、これからの作家たちがどのように成長していくのか、目が離せない時期が続きそうです。

受賞者への取材も受け付けており、今後の報道にも注目が集まっています。新しい才能たちによる作品の波、特に犬丸氏の『龍犬城の絶対者』がどのように受け入れられるのか、ぜひこの機会をお見逃しなく。

  • ---

『このミステリーがすごい!』大賞は、2002年に設立され、以来多くの才能ある作家を世に送り出してきました。過去の受賞作には多くのミリオンセラーがあり、各作品の映像化もされてきました。成長し続けるミステリー市場の中で、次代のヒット作を生み出すことが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
株式会社 宝島社
住所
東京都千代田区一番町25番地
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。