静岡発!新サービス
2015-01-15 11:00:04
静岡発!新サービス「paper-web」で出版業界の WEB化を加速
静岡発!新サービス「paper-web」で出版業界の WEB化を加速
静岡市に本社を置く株式会社しずおかオンライン(代表取締役社長:海野尚史)は、オンラインからオフラインへの架け橋となる新しいサービス「paper-web」を発表しました。このサービスは、印刷データを簡単にウェブコンテンツに変換し、地域密着の情報流通を促進することを目的としています。
自動組版システムを活用した手軽さ
「paper-web」は、自動組版システムを活用し、既存の雑誌や書籍の印刷データをわずか数クリックでウェブ形式に変換できます。具体的には、ユーザーはまずブラウザで「paper-web」を開き、ウェブ化したい誌面を指定し、ボタンをひとつ押すだけで取り込みが完了、その後もう一度ボタンを押すことでオフラインのデータをオンラインに公開することができます。この手順を踏むことで、従来の出版プロセスを劇的に簡素化し、スピーディーなデータ公開を可能にしています。
読者との新しい接点を創出
伝統的な出版業界において、情報のリアルタイムな更新は難しい課題でした。しかし、「paper-web」を活用することで、出版社は少ない工数で新しい情報を即座に発信できるようになり、読者にとっても利用しやすくなります。これにより、読者は気になる記事を手元に保存したり、友人とSNSで手軽に共有したりすることができるため、より多くの人々が情報にアクセスしやすくなります。
地域密着型の出版業界の革新
静岡の地域情報を常にアップデートするフリーマガジンを発行する中で、読者から「見たいときに情報が手元にない」「掲載ページを忘れた」との声が寄せられました。その反響を受けて、従来は印刷所に依頼しデータを公開していたプロセスを見直し、自社で簡単にウェブ化できるシステムの開発に至ったのです。自社発の「paper-web」は、業界のニーズに寄り添った機能を多数搭載し、多様な情報の流通を目指しています。
O2O時代の真っただ中で
現在、O2O(Online to Offline)の融合が進む中で、publish/onlineサービスへのニーズは高まる一方です。「paper-web」は、地域密着型の企業にとっても、業界全体にとっても重要なツールとなります。既存の出版ルーティンでは伝えきれない情報を、月1回の発行ではなく、随時発信することが可能です。これにより、地元の魅力をより広く伝えることができます。
今後の展望
この新サービスは、印刷メディアビジネスの総合イベント「page展」でも展示予定です。出版業界のさらなる認知獲得を目指し、「paper-web」がどのように貢献できるのか、期待が寄せられます。
静岡県内だけでなく、全国の出版業界の方々にぜひともこのサービスを体験していただきたいと考えています。自動化、明快さ、そして業務効率を追求した「paper-web」は、これからの出版の形を変えるかもしれません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社しずおかオンライン
- 住所
- 静岡県静岡市葵区追手町3-11静岡信用日生ビル2F
- 電話番号
-
054-275-3330