セブン-イレブンとeiiconの新しい挑戦
株式会社eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンと連携し、北海道を舞台に新たな地域経済活性化プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトの特徴は、北海道特有の価値観や文化を尊重し、共創を通じて新たな価値を生み出そうとする点です。特に、便利な買物の提供や地域経済の活性化、個別の価値創出を目指し、全国から適切なパートナーを募集中です。
プロジェクト概要
この新たな取り組みは、昨年実施された「SEVEN-ELEVEN JAPAN INNOVATION PROGRAM 2024」の流れを受けたものです。具体的には、北海道の一人ひとりのニーズに応じたサービスや商品を提供することで、セブン-イレブンの店舗価値を高めることを目的としています。
プロジェクトでは、以下の3つのテーマに基づいたアイデアを募っています:
1.
便利な買物の再設計
- 高齢者向けの支援サービスや、雪による宅配の遅延を解消するためのシステム
2.
個別価値の創出
- 地域の魅力を活かし、地元ブランドの商品を共同で開発すること
3.
地域経済の活性化
- 地域資源を商品化し、地域コミュニティを再設計する取り組み
具体的なアイデア例
たとえば、「便利な買物の再設計」では、シェアリングサービスと結びつけた配達モデルや、スマートロッカーを使用した新しい配達方法が考案されています。また、「個別価値の創出」では、地元の特色を生かした商品開発や、観光促進のための体験型サービスの提供が提案されています。
さらに、「地域経済の活性化」では、未利用の地域資源を活用し、新たな商品価値を創造するアイデアなども期待されています。
パートナー募集の詳細
この北海道プロジェクトの募集期間は、2025年7月1日から8月20日まで。選考を経て、10月31日までに結果を通知する予定です。応募資格は、自社にプロダクトや技術を保有し、法人として登記されていることが求められます。
期待される効果
今回のプロジェクトを通じて、セブン-イレブンは北海道の店舗ネットワークや地域特性を活用し、地域ニーズにマッチした商品やサービスを提供。さらに、地域経済の活性化にも寄与することが期待されます。これにより、地域ごとの特色あるコンビニとしての役割を強化し、全国への展開を目指します。
全道で約1,000店舗を持つセブン-イレブンの集客力を活かしながら、地域社会とのつながりを深め、他地域への展開を図るこの挑戦は、まさに北海道ならではの価値創出に向けた重要なステップとなることでしょう。
詳細な情報や応募は、
[AUBAの公式サイト]でご確認できます。