レッドソックス新セキュリティ
2013-11-01 14:13:02
ボストン・レッドソックスの新たな顔、移動式ワイヤレス・セキュリティゲートの導入
ボストン・レッドソックスの移動式ワイヤレス・セキュリティゲート
アメリカのメジャーリーグ、ボストン・レッドソックスは、長い歴史と数多くの名勝負を重ねてきたチームであり、その本拠地であるフェンウェイ・パークは、メジャーリーグでも最も古いスタジアムとして知られています。2023年のワールドシリーズでは、同チームが見事優勝を果たし、彼らの強さを再確認しました。その中で、新たな取り組みとして入退管理システムがアップデートされ、Kabaが開発した特別な移動式ワイヤレス・セキュリティゲートが導入されました。
フェンウェイ・パークとその歴史
レッドソックスは1893年にオハイオ州トレドで創設され、1900年にボストンへと拠点を移しました。そして1912年からはフェンウェイ・パークを本拠地としており、今なおその歴史を色濃く残しています。このスタジアムは、アメリカ合衆国国家歴史登録財にも認定されており、訪れるファンにとって特別な場所であり続けています。スタジアムは改修を重ねつつも、本来の姿を中核に保っているため、近代化と伝統の調和が求められました。
Kabaの新しいセキュリティゲート
フェンウェイ・スポーツグループによって運営されるレッドソックスは、歴史的建造物を残しながらも、セキュリティ面での最新のテクノロジーを導入することになりました。Kabaとイギリスのフォートレス社が連携し、移動式ワイヤレス・セキュリティゲートが採用されたのです。この新システムは、シーズン中の忙しい時期にもかかわらず、受注からわずか8週間で開発、設置され、観客の帰宅時の混乱を未然に防ぐことができました。
特徴
この新しいセキュリティゲートには多くの特性があります。まず、バッテリー駆動であり、8時間の持続時間を有するため、電源に依存せずに運用が可能です。さらに、通行能力は45人/分という高い処理能力を誇ります。ユーザーの利便性を高めた設計であり、軽い力でバーが回転するモーターアシスト機能や、バーコードリーダーを搭載しているため、スムーズな入場が可能です。
また、WiFi環境を利用することで、リモート操作が可能なため、リアルタイムで状況を把握しやすくなっています。これにより、イベント時のトラブルを未然に防ぐことが期待できます。
新システムのデビュー
新しい移動式ワイヤレス・セキュリティゲートは、2013年7月4日に行われたボストン・レッドソックスとテキサス・レンジャースの試合で初めて使用されました。この試合で、レッドソックスは17対5で勝利を収め、システムのスムーズな運用を証明しました。観客の入退場が円滑に行われ、トラブルもなく、成功裏にデビューを果たすことができました。
まとめ
Kabaの導入した移動式ワイヤレス・セキュリティゲートは、ボストン・レッドソックスの歴史ある球場に新たな息吹を吹き込んでいます。近代的な技術と歴史的な背景が共存する空間を提供することで、ファンは一層快適な観戦体験を楽しむことができるでしょう。Kabaは今後もこのソリューションの進化を続け、他のスタジアムへの導入も進めていくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
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日本カバ株式会社
- 住所
- 神奈川県横浜市緑区白山1-18-2ジャーマンインダストリーパーク
- 電話番号
-
045-931-8900