秋の睡眠の日に考える「隠れ睡眠ロス」とその影響
毎年9月3日は「秋の睡眠の日」として、睡眠の重要性を再認識する機会となっています。今年もこの日に合わせ、株式会社Morghtが提供する睡眠ブランド「NELL」は、全国の20〜50代男女1,000名を対象に「睡眠の時間効率」に関する調査を実施しました。その結果、驚くべきことに、私たちが毎晩失っている「隠れ睡眠ロス」が明らかになりました。この隠れロスとは、寝床にいるにもかかわらず、実際には食い潰されている時間を指します。
隠れ睡眠ロスの実態
調査によると、参加者はベッドにいる際に平均して約62分の時間を眠れずに過ごしていることが判明しました。これは年間換算で約375時間、すなわち約15日分になります。調査対象のうち61.2%が、一晩30分以上は眠れない時間を過ごしており、そのうち34.6%は1時間以上のロスを抱えていました。
こうした隠れ時間の存在は、生活の質や健康にも大きな影響を与えることが予想されます。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、床上時間と実際の睡眠時間を把握することが勧められている一方、自分自身のロスを明確に理解している人はわずか17.3%に過ぎません。
タイムパフォーマンス意識とのズレ
最近は動画の倍速視聴やスキマ時間の有効活用など、広く「タイパ(時間対効果)」が意識されていますが、睡眠の効率については意識されていないのが現状です。この調査からは、タイパを意識している57.3%の人々が隠れ睡眠ロスを把握できていないことが明るみとなりました。
様々な要因による睡眠のロス
隠れ睡眠ロスの原因は複数にわたります。主な要因には、寝つくまでの時間、夜間の目覚め、朝のスヌーズ・二度寝があります。この調査では、最も多くのロスが発生しているのが「寝つくまでの時間」で、平均26.2分となっています。さらに、夜中に目覚める時間が18.7分、朝のスヌーズや二度寝でさらに16.8分がロスとなっています。
1. 寝つきの改善方法
ここで重要になるのが、寝つきを改善する方法です。最近話題となっている「認知シャッフル睡眠法」は、入眠のきっかけとして注目されています。この方法ではシンプルな単語から始まり、関連付けのない言葉をつなげることで、脳の思考を制御しやすくします。
2. 夜中の目覚め
夜中に目が覚めることを防ぐためには、寝室の環境を見直すことが重要です。温度や湿度を適切に保つことで、深い睡眠を得やすくなります。布団内の温度を管理することで、体がリラックスし、無駄な目覚めを減少させることが可能です。
3. 朝のスヌーズ・二度寝
朝のロスを減らすためには、睡眠の質そのものの向上が求められます。一定の起床時間を設け、カーテンを開けて光を浴びる習慣をつけることが効果的です。また、目覚まし時計をベッドから離すと、朝の行動を促しやすくなります。
NELLが誇る研究データ
「NELL」では、マットレスの変更が眠りの質を向上させるという実験も行っています。具体的にはNELLマットレスへの変更によって、夜の寝返り回数が12.3%減少しました。寝返りが適切に行われることで、体圧分散や温度調整が改善され、夜間の眠りの質が向上することが期待されています。
睡眠の質を高めるNELLの取り組み
NELLは2020年に設立されたD2Cの睡眠ブランドであり、マットレスを中心に生活全体を豊かにするための製品を展開しています。その研究は、寝具だけでなく、寝る準備の行いや生活スタイルにも多大な影響を与えるように設計されています。
■参考リンク
NELL公式サイト
WENELL(ウィーネル)
結論
秋の睡眠の日を機に、私たちの知らないうちに失われている「隠れ睡眠ロス」に目を向け、自分の睡眠環境や習慣を見直す良い機会となるでしょう。より良い睡眠の質を実現するため、一人ひとりが小さな行動を変えていくことが重要です。