GLOEがクラッチを完全子会社化
GLOE株式会社が、クラッチ.の株式を取得し、完全子会社化することが決定しました。この動きは、映像とイベント制作の分野で新たなシナジーを生み出すことを目指しています。GLOEは、ゲームを基盤に人々と社会に幸せをもたらす企業として知られ、eスポーツやイベントプロデュースを中心に、マーケティング支援や映像制作など多岐にわたる事業を展開してきました。
クラッチの強みとGLOEの展望
一方、クラッチは大阪に本社を構える制作会社として、テレビ番組やWeb動画、しっかりとしたライブイベントの制作実績があります。企業やメディアと連携し、数多くのイベントを手掛けてきた彼らの豊富な経験は、GLOEにとって非常に貴重です。
この合併によって、クラッチの「テレビ番組制作で培った構成力」と「ライブイベントの撮影・納品に関する実務力」がGLOEのイベント運営やライブ配信のノウハウと融合し、さまざまなシナジーが生まれることが期待されています。特に、配信イベント分野において、テレビ的な構成や演出ノウハウを活用することで、より高品質なコンテンツを提供できるでしょう。
中長期的なシナジーの展望
また、映像納品やライブ撮影・編集などの強化は、高品質なコンテンツ作成に直結します。加えて、人的交流や採用シナジーを通じて、さらに優れた制作人材の育成が進むことになります。両社の協力によって、映像コンテンツの発展が期待されます。
代表者のコメント
GLOEの代表取締役である谷田優也氏は、この融合を「ゲーム・エンタメの力で社会に価値を届けるための重要な一歩」と位置づけています。また、古澤明仁氏は、クラッチの持つ実績がGLOEの基幹事業に新しい可能性をもたらすことを期待しています。
水野伸宏氏、クラッチの代表取締役も、この新しいステージに立つことを嬉しく思い、eスポーツの分野に移行することで、これまでの経験を存分に生かしたいとコメントしています。
両社の強みが結集
GLOEとクラッチが一緒になることで、映像制作やイベントの幅が広がり、より多様化した企画が可能になります。変化の速い映像コンテンツ業界で、両社は新しい表現やビジネスモデルを一緒に模索し、共に成長することを目指します。これからの新たな展開に、業界内外の注目が集まるでしょう。
企業情報
【設立】2015年11月19日
【所在地】東京都新宿区
【URL】
GLOE公式サイト
【設立】2005年4月
【所在地】大阪府大阪市北区
【URL】
クラッチ公式サイト
この合併は、エンタメの未来を変える大きな一歩です。今後の動向に期待が高まります。