川崎フロンターレに導入されたFL-UXのリアルタイム映像分析技術
2018年のロシアW杯から、小型携帯端末のベンチへの持ち込みが許可されるようになり、スポーツ界ではリアルタイム分析が急速に普及してきました。特に日本のスポーツチームでも、試合や練習の映像分析ツールが取り入れられるようになっています。このような背景において、川崎フロンターレに導入されたリアルタイム映像分析アプリケーション「FL-UX」が注目されています。
FL-UXの全貌
FL-UXは、特許出願中の独自技術であるリアルタグ同期技術を駆使して、実際のプレーを見ながらライブ映像にタグを付けることが可能です。これにより、練習や試合中に選手やコーチが気になったシーンにすぐにタグを付け、再確認できる仕組みが実現しました。従来の手法では、映像の確認やフィードバックは練習後や試合後に限られていましたが、FL-UXを用いることでその場での即時確認が可能に。
さらに、当日分析やミーティングの準備も効率化され、チームの資産として映像データの活用が進みます。特許出願中の高速シーン再生技術により、各個人が自分の端末で快適に映像を視聴することも可能になり、チーム全体での分析作業が促進されます。
チームメンバーとのコミュニケーション
FL-UXは、リアルタイムタグ付けと分析機能に加え、チャット機能やプレイリスト機能を備えています。これらを利用することで、映像解析だけでなく、チーム内でのコミュニケーションも円滑に進められるのです。
- - リアルタイム性: ライブ映像を見ながら、思いついたアイデアや気づきをタグやテキスト、描画、音声で記録し、その場でチームメンバーと共有できるため、即時に分析データを得ることができます。
- - 共同作業: メンバーごとに役割を分担し、同時にタグ付けや分析が可能。複数人が付けたタグを瞬時に共有できるので、協力して分析作業を行うことができます。
- - オフライン対応: インターネット接続が難しい環境でも、ローカルネットワークを活用したオフラインでのタグ付けや映像分析が可能です。これにより、移動中でもシーン映像をスムーズに視聴することができます。
今後の展望
FL-UXは今後、川崎フロンターレや他の国内外クラブからのフィードバックをもとに、スポーツチームが更なる成功を収めるための協力プラットフォームを目指します。また、大学や高校等のチームにも提供し、全てのスポーツチームが勝利に向けて全力を注げるようサポートしていく所存です。
RUN.EDGEはシーン映像技術での世界的なリーダーとして、引き続きテクノロジーの発展を牽引し、新しいスポーツ体験を提供することに注力していきます。
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