Lipssyが描く「TOXIC LOVE」に込めた女性の強さと愛の複雑さ

Lipssyの音楽と再スタート

千葉県柏市出身のシンガーLipssyが、約2年間の活動休止を経て新たな曲「TOXIC LOVE」をリリースしました。この楽曲は、エレクトロニックなR&Bサウンドに乗せて、女性の強さと複雑な愛の感情を描いた注目の作品です。

「TOXIC LOVE」とは？

「TOXIC LOVE」タイトルの通り、有毒な恋愛について語っています。恋愛を軽い遊びのように捉え始めた結果、気付けば深みにはまってしまったという、男女それぞれの視点からのメッセージが込められています。Lipssyは、恋愛に関するリアルな感情を歌詞に反映し、共感を呼ぶ存在へと成長しています。

制作のプロセス

この楽曲のインスピレーションについてLipssyは普段の生活や自身の経験から得たと語ります。「恋愛に関することを書くことが多く、TOXIC LOVEもその時感じている気持ちの反映です」と述べ、歌詞には自分自身の過去や友人、さらにはドラマから得たヒントが盛り込まれているそうです。

また、歌詞の構成には工夫が凝らされています。前半と後半で視点が変わり、同じ出来事でも捉え方が違うことを示しています。最初は相手に惹かれる側の視点で始まるものの、後半では逆転して自分が相手に惑わされているという対照的なメッセージで、より深い意味を持たせています。

ダンサーとしての影響

Lipssyは子供の頃からダンスを愛し、高校卒業後はプロのダンサーとして活躍しました。ダンスの経験は、音楽におけるリズム感や表現力に大きく寄与しています。彼女は、女性らしさや力強さをテーマにした楽曲作りを行い、身体の表現にもこだわりを持っています。特に自身の身体のラインを意識して美しく表現し、可愛いだけでなく強い女性を伝えることを大事にしているとのことです。

再スタートの思い

約2年の活動休止を経て再スタートを切ったLipssyにとって、この新曲は特別な意味を持っています。「TOXIC LOVEを通じて、自分を見失わずに再起したいと思っています」と語る彼女。仲間を失った過去や、自分自身の音楽性の確立に向けた葛藤があったことで、一層深い作品が生まれたのです。

今後のビジョン

Lipssyは今後、歌唱活動を通じて自分自身をもっと表現し、多くの共感を呼び起こしたいと考えています。ダンスボーカルアーティストとして、リアルなラブソングを届け、自身のスタイルを確立していくことを目指しているようです。彼女は、「私は歌って踊れるガールズパワー強めのアーティストになりたい」と力強く述べました。