NTT CPaaSの概要と特徴
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社は、2025年1月29日より新たなコミュニケーションAPIサービス「NTT CPaaS」を開始します。本サービスは、グローバルCPaaSリーダーであるInfobip社との共同開発によるもので、オムニチャネルコミュニケーションを簡単に実現するための強力なツールです。
NTT CPaaSのサービス内容
「NTT CPaaS」は、ボイス、SMS、メール、IVRなどのコミュニケーションチャネルを提供し、企業は自社のシステムやウェブアプリケーションにAPI連携を通じて簡単にこのサービスを導入できます。特に注目すべきは、開発者向けに提供される充実したSDKおよびAPI機能です。さらに、ビジネス部門向けには、ノーコードで操作できるビジュアルビルダーが用意されています。
主な特徴
1. 安定した通信品質
NTTグループのバックボーンを活かした通信品質を誇り、99%の配信率を実現し、24時間365日の監視体制が整っています。特にSMSにおいては、9年連続で国内シェアNo.1を獲得した実績があり、高信頼のSMS送信を提供します。
2. 多様な業務ニーズに応えるAPI提供
NTT CPaaSでは、さまざまな業務ニーズに対応したAPIが標準で提供されます。これにより、既存のシステムとのスムーズな統合が可能です。SMS機能では、単発送信からバルク送信、双方向送信に対応し、二要素認証やリマインダー機能も利用可能です。また、音声関連ではIVRやクリックトゥコール、ボイスメッセージ機能が揃っています。
3. ノーコードで簡単なオムニチャネル設計
「Moments」というノーコードのコミュニケーションフロービルダーを使うことで、ユーザーはドラッグアンドドロップのインターフェースを通じてコミュニケーショフローを簡単に設計・実装できるようになります。たとえば、商品の購入後の配送連絡や契約更新リマインダーを自動で送信することができます。
4. 日本語対応のマニュアルとサポート
NTT CPaaSでは、日本語のドキュメントが充実しており、開発者が容易に実装できるよう様々なライブラリが用意されています。テクニカルサポートも日本語、英語両方に対応し、24時間365日の体制でサービスを提供します。
Infobip社のコメント
InfobipのCEO、Silvio Kutić氏は、「私たちはNTTコムオンラインとの協力を光栄に思い、日本に革新的なCPaaSソリューションを提供できることを嬉しく思っています」と述べています。彼は、顧客のエンゲージメントやイノベーションを向上させるための真のオムニチャネル体験を提供することを目的としています。
サービスローンチイベント情報
NTT CPaaSの提供開始に伴い、特別なイベントが2025年1月29日に開催されます。このイベントでは、InfobipのCEOとNTTコム オンライン代表者のトークセッションや、サービスのデモンストレーション、さらにはハンズオントライアルが行われる予定です。参加希望者は専用のイベントページから登録できます。
新しい「NTT CPaaS」は、さまざまなビジネスニーズに対応し、顧客とのコミュニケーションの質を向上させることで、企業のデジタル・トランスフォーメーションをサポートします。