ウッドデザイン賞受賞
2025-11-14 10:04:27

ウッドデザイン賞2025で大和ハウス工業が受賞、木材の可能性を広げる

大和ハウス工業が挑む木材の新たな利用法



2025年、「ウッドデザイン賞2025」の授賞式が行われ、大和ハウス工業株式会社が誇る3つの作品が栄光を掴んだ。この賞は、木材の魅力を新たなデザインで再生し、豊かな生活を実現することを目的にしている。大和ハウス工業は、今回で同賞の受賞は6回目となり、合計9作品を祝福される結果となった。

受賞したのは、以下の3作品だ。
1. 河村電器産業株式会社つくば工場食堂棟
2. 万博バス停建築プロジェクト 東ゲート南停留所(通称:wavy)
3. 間伐材耐火外壁「カンタイパネル」

各作品は、木の特性を最大限に引き出し、周囲の環境との調和を図りながら設計された。また、木材の持つ温もりや独自の美しさを強調することで、居心地の良い空間を提供している。

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河村電器産業株式会社つくば工場食堂棟


この食堂棟は、河村電器が1990年に工場を創設して以来、周囲の防風林と共存しながら設計された。2025年4月に完成予定で、まさに従業員の活力を引き出すために工夫された。コンセプトは「FOREST DINING」で、内外装には自然の木を多く使用し、開放感あふれる大空間を演出している。この設計によって、食堂は木の香りに包まれ、周囲の森林と一体感を持つスペースとして生まれ変わった。

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万博バス停建築プロジェクト 東ゲート南停留所(通称:wavy)


「wavy」は、日本国際博覧会に合わせて設計されたトラムバスの停留所であり、未来のエネルギーをテーマにした場所だ。ボロノイデザインを取り入れたこの建物は、大阪湾に寄り添った形状をもち、自然のエネルギーを感じさせる設計が施されている。屋根に使用された国産杉材は、木材の特性を活かしつつも、耐久性にも配慮されており、環境にも優しい選択がなされている。

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間伐材耐火外壁「カンタイパネル」


この「カンタイパネル」は、間伐材を使用しながらも高い耐火性能を持つ外壁として日本初の60分耐火大臣認定を取得した革新的な材料だ。工場や地域の製材所でも扱いやすいように設計されており、地域資源を活用した持続可能な建築スタイルの一環に位置づけられる。この技術は、環境負荷を減少させるだけでなく、間伐材を利用して新たな価値を創出することに寄与する。

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今回の受賞は、木材を利用した建築物のさらなる発展へのモチベーションとなるだろう。大和ハウス工業は今後も高品質な木質建物の開発と提供を継続し、豊かな社会を築くための挑戦を続けていく。木材の可能性を広げるこの取り組みは、私たちの未来にも大きな影響を与えるに違いない。


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会社情報

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大和ハウス工業
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