箱根登山ケーブルカーとロープウェイ、秋の優先乗車制を導入！

箱根登山ケーブルカーとロープウェイの優先乗車制が秋に登場

箱根の観光名所として知られる箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイが、秋の行楽シーズンに向けて新たに優先乗車制を導入します。これは、混雑が予想される11月の土休日を対象にしたもので、予約をすることで乗車時の待ち時間を短縮できる仕組みです。

実施概要

この優先乗車制は、特に混雑が見込まれる11月の2日、3日、4日、9日、10日、16日、17日、23日、24日の各日に実施されます。例年の秋は訪問者が殺到するため、昨年と今年のゴールデンウィークに行った実証実験が好評を得たことから、今秋から本格的に運用を開始することとなりました。

箱根登山ケーブルカー

箱根登山ケーブルカーでは、強羅駅発早雲山駅行きの列車が対象です。具体的には、9時台から13時台の定期旅客列車の中から、各便1便の予約が可能となります。

- 予約方法: 予約はWEBサイト「箱根ナビ」で行い、10月4日14時より受付を開始します。この予約により、一般のお客さまよりも先に乗車ホームに入場できる特権があります。ただし、各列車の先着30名までの予約となっており、通常200名乗りに対して大幅に制限されています。

注意: 予約のないお客様も乗車可能ですが、ホームへの入場は予約をした方が優先されます。早雲山駅発の強羅駅行きの列車については、優先乗車改札を実施しないため注意が必要です。

箱根ロープウェイ

一方、箱根ロープウェイでは、優先予約を受け付けている時間は10時から15時までです。この間は15分ごとに最大120名の予約を受け付け、早雲山駅および桃源台駅からの乗車となります。

- 予約方法: 予約は10月18日9時より「箱根ナビ」でスタートします。

期待されるメリット

このWEB予約制の導入により、訪れる多くの観光客は、乗車時刻までの待ち時間を有意義に使うことができます。周辺の観光名所を訪れたり、お土産を購入したりと、より充実した箱根旅行を楽しむことが可能です。また、秋の美しい景色を見ながらのケーブルカーやロープウェイの旅は、多くの人々にとって楽しみの一つとなるでしょう。