スポGOMI甲子園2024・東京都大会の熱戦
2024年11月2日、東京国際交流館 プラザ平成 メディアホールにて、
スポGOMI甲子園2024・東京都大会が開催されました。この大会は、環境問題に対する意識を高めることを目的とし、参加した高校生たちがごみを拾い、その量と質を競うイベントです。
参加チームと競技内容
イベントには、15歳から18歳の高校生からなる3人1組のチームが23組、計68人が参加しました。出場したチームは、制限時間60分という中で、指定されたエリアのごみを拾い集めました。お台場周辺という美しい海が近いこの場所は、海洋ごみ問題を考えるには最適な環境です。運営団体である
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、日本財団の「海と日本プロジェクト」で、海洋ごみ問題への取り組みの一環として、このイベントを主催しています。
狛江高校の優勝
激闘の結果、優勝を果たしたのは
都立狛江高校の「狛江高校大久保」チームです。彼らは実に5.76kgのごみを集め、1,389.5ポイントを獲得しました。この優勝は、他のチームに対して192ポイント差をつける圧勝でした。特に、東京都立狛江高等学校サッカー部から参加した数チームは、競い合う中での団結力と相互の支え合いが、勝利を引き寄せたと言えるでしょう。
大会当日の状況
残念ながら、当日は雨に見舞われましたが、参加者たちの気合いは揺るがず、闘志を燃やし続けました。競技エリアには、空き缶やペットボトルなどが多く見つかり、選手たちは懸命に身体を使い、ごみを拾い続けた姿が見られました。約45分の競技時間の中で、全体で集まったごみの総量は
65.27kgに達しました。この数字は、68人の高校生たちの力によって成し遂げられたものです。雨の中でも努力を惜しまない彼らの姿勢は、観客にも強い印象を与えました。
優勝チームの思い
優勝した「狛江高校大久保」チームのメンバーは、「ごみ拾いの大会に参加するのは初めてだったが、チーム一丸となって頑張った。全国大会でも、たくさんのごみを拾えるように努力する。今後はポイ捨てをする人を注意したい」とコメントしました。彼らの言葉からは、環境問題への責任感と、よりクリーンな世界を目指す姿勢が伝わってきました。
今後への期待
この大会を通じて、参加者たちは海洋ごみ問題をより身近に感じていることでしょう。今後、12月に東京で行われる全国大会でも、狛江高校の選手たちの活躍が非常に楽しみです。彼らは「周りを見る力」と「チームワーク」をもって、さらなる高みを目指していくことでしょう。
まとめ
今回の
スポGOMI甲子園2024・東京都大会は、競技を通じて環境意識を高め、新たな仲間との絆を生む素晴らしい機会となりました。このイベントが引き続き日本全国で実施され、多くの人々が参加し、環境保護に貢献できることを願っています。私たちも今後、彼らの活動に注目し、応援していきたいですね。