パート社員検定が新登場
社会保険労務士の萩原京二です。この度、パートタイムで働く方向けに「パート社員検定」を9月17日にリリースします。この新しい検定は、パートタイムで働く際の法律やルールを初心者でもわかりやすく学べる内容となっています。
社会保険の変化と不安
2024年10月から、社会保険(健康保険や厚生年金保険)の対象が拡大され、従業員51人以上の企業で働くパートやアルバイトも加入が必要になります。これにより、多くの方が「手取りが減少するのでは?」という不安を抱いています。ただし、社会保険料を納めることで、将来的に受け取れる年金額が増えるなど、利点も多いのです。
自分に合った働き方を選択
私は、この「パート社員検定」を通じて、パートタイムで働く方々が自分にぴったりな働き方を理解し、選ぶ手助けができればと考えています。この検定では、パートタイム労働に関する多様な知識を身につけることができます。受検はスマートフォンやパソコンから簡単に行え、形式は全25問の2択式です。
検定の概要
「パート社員検定」の受検料は税込5500円で、テキスト代も含まれています。このテキストは80ページの内容で、パート社員が知っておくべき基礎知識をカバーしています。さらに、合格者には合格証をウェブ上からPDFとしてダウンロードできる特典があります。受検希望者は、次のリンクから申込を行えます:
検定申し込みページ
テキスト目次
以下は、検定のテキストに含まれる主な内容です:
1.
正社員とパート・アルバイトの違い
2.
就職時の注意点
3.
労働時間・休日・休暇
4.
賃金に関する知識
5.
安心で安全な職場環境作り
6.
契約更新について
7.
退職時の注意点
8.
労働保険、社会保険、税金の知識
この検定を通じて、パートで働く皆様が自身の働き方を見つけ、より良いキャリアを築くきっかけになることを願っています。