NECグリーンロケッツが取り組む前立腺がん啓発活動とSDGsの関わり

NECグリーンロケッツが前立腺がん啓発活動に参加

NECグリーンロケッツは、特定非営利活動法人前立腺がん啓発推進実行委員会の協力を得て、前立腺がんの早期発見や適切な治療を目的とした「ブルークローバー・キャンペーン」に参加することが決定しました。この取り組みは、SDGs（持続可能な開発目標）の一環として位置づけられており、非常に意義深いものです。

前立腺がんの現状

2017年度の調査によると、前立腺がんは日本人男性の中で最も多いがんとされています。このため、メディアやスポーツ界からの啓発活動が重要視されています。NECグリーンロケッツもその一環として、キャンペーンに積極的に参加し、前立腺がんに対する理解を広めています。

南アフリカ代表の影響

2019年のラグビーワールドカップで優勝した南アフリカ代表は、選手たちが精巣がんの啓発活動を行ったことが話題になりました。この先例を受けて、NECグリーンロケッツも独自のアイディアで、チームのデザイン水着を着用することで「ブルークローバー・キャンペーン」の一環として参加する意義を強調します。これにより、前立腺がんに対する認識がさらに深まることを期待しています。

SDGsへの貢献

NECグリーンロケッツは、今後もSDGsに取り組み続け、社会に貢献できるチームでありたいと考えています。ブルークローバー・キャンペーンを通じて前立腺がんの認知度を高め、早期発見や啓発の重要性を広める活動を継続していく所存です。

ブルークローバー・キャンペーンについて

特定非営利活動法人前立腺がん啓発推進実行委員会が実施するこのキャンペーンは、一般市民に対して前立腺がんへの関心を高め、早期発見や適切な治療の重要性を理解してもらうことを目指しています。
具体的な取り組みは、PSA検査の受検率を上げることや、市民公開講座・無償PSA検査の実施を通じて、前立腺がんの正しい知識を広めることです。

このキャンペーンを通じて、前立腺がんで不幸な結果を迎える方を一人でも減らすことが目標です。前立腺がん検診を推進する他の団体との連携も強化し、全国規模での啓発活動を展開していく予定です。

チームの概要

NECグリーンロケッツは、ジャパンラグビートップリーグに所属し、日本選手権での優勝経験を持つ実力派チームです。「グリーンロケッツ」という名称は、チームのカラーである鮮やかな緑色を反映しており、未来に向かって力強く進む姿勢を表しています。千葉県我孫子市を拠点として、ホームゲームを柏の葉公園総合競技場で行い、伝統的な「ディフェンス」を武器に日本一を目指しています。