新たな蓄電池プロジェクトの始動
株式会社サンヴィレッジ(本社:栃木県足利市)と八千代グリーンエナジー株式会社(本社:東京都台東区)が新しい高圧の系統用蓄電池設置工事請負契約を締結しました。このプロジェクトでは、三重県桑名市において2MW/8MWhの高圧蓄電所が建設されることになります。目指す運転開始日は2026年10月を予定しています。
プロジェクトの詳細
この蓄電所プロジェクトは、卸電力市場や需給調整市場、さらには容量市場での運用を視野に入れて進められます。サンヴィレッジは、創業以来、地域との調和を重視し、安全できちんとした発電所の実現をポリシーに掲げ、太陽光発電の開発に力を入れてきました。近年では、非FIT(固定価格買取制度外)の発電所開発にも積極的に取り組んでおり、再生可能エネルギーの利用促進に貢献しています。
企業としての二つの共同体は、電力系統の安定運用を確保するために、蓄電池の導入が不可欠であることを認識しています。この蓄電池導入は、再生可能エネルギーを広く普及させるための重要なステップとされています。
企業のビジョンと目標
サンヴィレッジは、今後も全国各地で系統用蓄電所の開発を進め、250ヶ所で合計500MWの達成を目指しています。これを実現することにより、再生可能エネルギーのさらなる普及と脱炭素社会の実現に寄与することが期待されています。
蓄電所の概要
- - 容量: 2MW/8MWh(高圧)
- - 設置場所: 三重県桑名市(中部電力管内)
- - 蓄電池システム: SUNGROW製 ST510CS-4H キャビネット型蓄電システム
- - 運転開始: 2026年10月予定
関連企業の紹介
八千代グリーンエナジー株式会社は、エネルギー事業の開発とコンサルティング、不動産の売買などを手がけています。同社は再生可能エネルギーに関連する多方面の事業を展開。
株式会社サンヴィレッジは、太陽光発電所や系統用蓄電所の開発、再生可能エネルギー事業に特化した企業です。
両社は、新たな取り組みを通じて、持続可能なエネルギー社会の実現を目指して日々邁進しています。今後の進捗に注目です。