MESONが手掛ける『FlexiViewer』が登場
株式会社MESONが、Apple Vision Pro向けの新しい3Dモデルビューワー『FlexiViewer』のトライアル版をApp Storeでリリースしました。このアプリは、空間コンピューティング技術を駆使して作られており、ユーザーに革新的な没入体験を提供します。
3Dモデルの新たな体験
『FlexiViewer』では、3Dモデルに内部からアクセスできるようになっており、従来の写真や動画を超えた直感的なプレゼンテーションを可能にしています。アプリ内には、俯瞰モードと没入モードの二つの視点が用意されており、使用者はこれらを自由に切り替えながら、効率よく3Dモデルを確認できます。
使用シーンの例
特にこのアプリが力を発揮するのは、様々な業種の企業です。例えば、大型重機や建機の商談時には、物理的に現物を持ち運ぶことが難しいため、展示会でスペースが足りない場合でも、このアプリを使えば機械の動きや操縦席の様子をしっかりと伝えることができます。重機メーカーにとっては、製品の魅力をより効果的にアピールできるツールとなるでしょう。
また、不動産会社においても、テナントの内外観を平面の資料だけでは伝えきれないという問題を解消します。『FlexiViewer』を使えば、実寸大のテナント内を体感できるので、空間の魅力をより直感的に感じ取ることができます。
各モードの特徴
俯瞰モード(Bird's eye view)
このモードでは、ユーザーが3Dモデルを自由に移動・回転させながら、全体の形状を詳細に確認できます。様々な角度から俯瞰視点での観察ができるため、全体像が把握しやすいです。
没入モード(Immersive view)
没入モードに切り替えると、まるでその空間にいるかのような感覚を得られます。ユーザーは3Dモデルの中に入り込み、ディテールや空間の奥行きをリアルに体感します。この臨場感は、他のプレゼンテーション方法にはない独特の魅力を持っています。
トライアル版の内容
今回のトライアル版で体験できるコンテンツも多彩です。例えば、船の3Dモデルを確認できる「Ship」では、アプリ内のクリスタルをタップすることで船のデッキに立つことができ、海上の世界に没入できます。また、「Building」セクションでは、建物の内部にアクセスすることができ、外観と内観をシームレスに切り替えながら確認できます。
さらに、「Fish + AI」では、泳いでいる魚の3Dモデルを見ながら、その魚についてAIに質問することもできるという、学びの体験を提供します。これにより、ユーザーはただ見るだけでなく、対話型の体験を通じて知識を深めることが可能です。
カスタマイズの可能性
『FlexiViewer』は企業向けにカスタマイズが可能で、展示会や商談の特定のケースに応じたモデルの調整ができます。自社のニーズに合わせた空間コンピューティングの活用を考えている企業様は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
株式会社MESONの存在意義
MESONは「まなざしを拡げる」を企業理念に掲げ、空間コンピューティング技術を駆使して新たな接空間をデザインすることに取り組んでいます。最新の技術を活用した体験設計やプロダクト開発を通じて、様々な企業や生活者に新しい体験を提供しています。これからもその活動に注目が集まることでしょう。
公式ウェブサイトやSNSでも情報を発信しており、興味のある方はぜひチェックしてみてください。