法人向けNAS「TeraStation WSS」新モデル登場
株式会社バッファローが2025年10月下旬より新たに法人向けNAS「TeraStation WSS」シリーズを展開し、特に注目されるのがそのハードウェアRAID搭載モデルです。この新シリーズは、マイクロソフト社製の「Windows Server IoT 2025 for Storage」を基に開発され、その機能の数々が特にビジネスシーンにおいても利便性を高めるように設計されています。
高速通信とセキュリティの両立
今回のTeraStation WSSシリーズには、高速イーサネット「10GbE」が標準搭載されており、大量のデータを速やかに処理することが可能です。加えて、RAID 6に対応したハードウェアRAIDの搭載により、データ保護能力も強化されています。特に、SMBマルチチャネル機能による冗長性と高速化は、ビジネスの効率を向上させるうえで非常に有益です。
進化したOSによる強固なセキュリティ
「Windows Server IoT 2025 for Storage」は、最新のセキュリティ基準に従った設計となっており、高セキュリティなファイルサーバーを構築できる点が大きな魅力です。従来の認証方式を無効化し、これにより特定の脆弱性を排除することができます。さらに、ウイルスチェック機能を拡張した別売りのパック「DiXiM Security Endpoint」を使用することで、リアルタイムでのウイルス監視が実現します。
新商品詳細
- - WSH5420RNS5シリーズ: 4ドライブ 1Uラックマウント。
- 価格: 550,000円~
- 容量: 8、16、32、40TB
- - WSH5420RNW5シリーズ: 4ドライブ 1Uラックマウント。
- 価格: 444,400円~
- 容量: 4、8、16、32TB
- - WSH5620DNS5シリーズ: 6ドライブ。
- 価格: 668,800円~
- 容量: 12、24、36、48TB
- - WSH5420DNS5シリーズ: 4ドライブ。
- 価格: 474,100円~
- 容量: 4、8、16、32TB
- - WSH5420DNW5シリーズ: 4ドライブ。
- 価格: 359,700円~
- 容量: 4、8、16、32TB
全シリーズともに2025年10月下旬が出荷予定となっており、多様なニーズに応えるラインナップが期待されます。
データのネットワーク管理
バッファローは、リモート管理サービス「キキNavi」を提供しており、インターネット経由で遠隔からNASの設定や管理が可能です。これにより、利用者は現場に出向くことなく、機器の状態をモニタリングしたり、故障時の対応が迅速に行えます。また、2要素認証機能にも対応しているため、セキュリティ面でも安心して使用できます。
まとめ
「TeraStation WSS」シリーズは、ビジネス向けに特化した進化したNASソリューションであり、データ管理の効率化やセキュリティの強化を図っています。これにより、企業はより安心してデジタルデータを管理できる環境を整えることができます。この新たなNASの導入を検討してみてはいかがでしょうか。