AIエージェントによるデータ連携の革新
株式会社Prazto(本社:東京都、代表取締役:芳賀 怜史)は、AIエージェントを活用した新サービス「Passwork AIエージェントETL」のクローズドβテストを開始しました。このシステムは、従来のデータ連携プロセスを根本から見直すもので、専門的な知識がなくても誰でも直感的にデータフローを構築できることを目指しています。
従来のデータ連携の現状
データ連携業務は、企業にとって必須の作業ですが、多くの課題が存在しています。まず、システム設定が複雑であり、連携先のサービスの設定を把握すること自体が難しいのです。また、システム間の連携設定や仕様書の作成には多くの工数が必要で、これにより専門的な知識を持つ人材が不可欠でした。さらに、手作業によるデータマッピングは非効率で、フローの複雑化によりメンテナンスが困難になることもあります。
新サービス「Passwork AIエージェントETL」の概要
「Passwork AIエージェントETL」では、AIエージェントが自律的にデータ連携フローを構築します。ユーザーは自然言語で指示を出すことができ、AIがその指示に基づいてリアルタイムにフローを生成します。この機能により、技術的な専門知識がなくても、直感的にシステム連携を実現できるのです。
提供する機能の紹介
1.
自然言語でのフロー構築
ユーザーはAIエージェントに自然言語で指示を出し、データ連携フローを構築します。既存サービスの定義情報を活用するため、特定の環境に特化した設定が反映されます。
2.
AIコンシェルジュによる理解
AIエージェントは、接続済みサービスの設定内容を理解した上で、ユーザーとの対話を行います。具体的な質問に対する的確な回答が得られるため、業務がスムーズに進みます。例えば、「Salesforceの売上関係オブジェクトに何があるか?」と尋ねることが可能です。
3.
設計書の自動生成
構築したフローや接続済みサービスの設定を基に自動的に設計書を生成します。簡単な指示で包括的な設計書を作成することができ、これまで専門知識が必要だったデータ連携業務が大幅に効率化されます。
クローズドβテストについて
現在、β版の利用者を募集中です。実際のデータ連携業務での活用を通じて、機能改善やユーザビリティの向上を目指しています。テスト期間は2025年9月12日から2025年12月末までを予定しており、参加者は最大5社で、利用は無料となります。興味のある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
今後の展開
正式版のリリースは2026年初旬を予定しており、API対応サービスの拡大により、さらに多様なシステム連携に対応予定です。株式会社Praztoは、この新しい技術を通じて、より多くの企業にシステム連携の恩恵を届けていきます。
会社概要
株式会社Praztoは、東京都中央区銀座に本社を置く企業で、データ連携業務における革新的な解決策を提供しています。興味のある企業はぜひお気軽にお問い合わせください。詳しくは
公式サイトをご覧ください。