陸上養殖開始
2023-04-25 14:09:16
ソウルオブジャパンが三重で陸上養殖設備の建設を開始
ソウルオブジャパンが新たな陸上養殖設備の建設を開始
2023年4月24日、ソウルオブジャパン株式会社(代表取締役エロル・エメド)は、三重県津市に位置する三重工場敷地において日本最大級のアトランティックサーモンの閉鎖型陸上養殖施設の工事着手に際し、地鎮祭を行いました。このイベントは、地域関係者、銀行、工事関係者を含む40名以上が参加し、工事の無事と安全を祈願しました。
地鎮祭の様子
地鎮祭では、ソウルオブジャパンのエメド社長が参加者を代表して挨拶し、これから始まる工事への期待感を述べました。式典には、8Fアセットマネジメントのガナム代表や清水建設の坂尾常務執行役員名古屋支店長、オリエンタルコンサルタンツグローバルの宮越取締役副社長など、多くの関係者が集まりました。これにより、地域の人々との連携を強化し、プロジェクトの成功を目指します。
陸上養殖の意義
同社は、今回の新工場建設により、陸上養殖で育てられたアトランティックサーモンを日本国内で安定供給できる体制を整えることを目指しています。現在、アトランティックサーモンはノルウェーやチリなどから輸入されており、安定供給を実現することで食品自給率の向上に寄与することを期待しています。日本国内での養殖は、品質の高い鮮魚を提供するだけでなく、持続可能な食文化の形成にも大いに貢献します。
施設の概要
この陸上養殖施設は、2025年度に完成する予定で、2024年には孵化施設の稼働を開始します。フル稼働時には年に10,000トンの出荷を見込んでおり、地域の経済発展にも寄与する見込みです。養殖技術には「RAS(Recirculating Aquaculture System)」を導入し、環境にも配慮した持続可能な方法で養殖を行います。
会社の概要
ソウルオブジャパン株式会社は2018年に設立され、東京都港区南青山に本社を置く企業です。アトランティックサーモンの陸上養殖および加工事業を中心に、輸入販売事業にも取り組んでいます。今後、地域社会と連携し、さらなる発展を目指していくとしています。
新工場の建設は、持続可能な食供給の新たなステージを切り開くものであり、日本国内での新鮮なアトランティックサーモンを求める消費者に、より良い選択肢を提供することが期待されます。これにより、国内養殖業の発展と、日本の食品産業のさらなる活性化に寄与していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
ソウルオブジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山東京都港区南青山1-15-3ペガサスビル2階
- 電話番号
-
03-6379-2480