F.I.B JOURNALが新アルバム「現象 hyphenated」をリリース
ジャズパンクを代表する音楽トリオ、F.I.B JOURNALが、2024年11月20日に最新アルバム「現象 hyphenated」を配信リリースすることが決定しました。このアルバムは、スキンケアブランドOSAJIのCEOであり、ブランドディレクターの茂田正和との初のコラボレーションによって生まれました。レーベルは、茂田との深い交流がある音楽とアートの融合を目指す「felicity」です。
アルバムリリース情報
- - アーティスト: F.I.B JOURNAL
- - タイトル: 現象 hyphenated
- - リリース日: 2024年11月20日(水)
- - フォーマット: デジタル配信
収録曲
1. 木を知る - I know the tree
2. 君の選択 - What do you want to do
3. 水たまりが空を映した - Sky in a puddle
4. 言葉にならない言葉を見つけてそれを名付ける - Name it
5. あなたを理解する - Understand you
6. 答えも人と同じように老いる - Dead old answers
7. 言葉はそれを映す - Mirrors that reflect
8. 川が重なる - River is us
9. 光が差し込むのはきっとそこから - Find the light ?
アルバムの背景
このアルバムは、F.I.B JOURNALのリーダーである山崎円城と、OSAJIのディレクター茂田との出会いから生み出されました。約10年前、茂田はF.I.B JOURNALの音に触れ、そのユニークな世界観に感銘を受け、93年代のバブル崩壊後の多様な文化を感じ取りました。彼はその後、F.I.B JOURNALのライブに通い、二人の交流が始まりました。
山崎は、リリックや詩をガラスに描くアーティストでもあり、茂田が彼のアトリエを訪れる中で、お互いに新たな創造物を生み出すことが多くなりました。特にOSAJIのプロモーション動画に山崎が提供する音楽もその一つです。最近のコラボレーションでは、OSAJIのアイテムに山崎がタギングしたボトルが採用され、今冬にリリースされる予定です。
メッセージの共有
今回のコラボレーションを通じて、茂田がOSAJIで提示している「美容とは不老不死を求めることではなく、個性を尊重しありのままの自分を輝かせること」というメッセージが山崎に強い影響を与えました。これを基に、彼の言葉と音楽のフレーズを組み合わせてアルバムを制作。そのレコーディングは、茂田のルーツである高崎で行われました。
hyphenated の意味
「hyphenated」は、言葉と言葉をつなぎ、新たな価値を生み出すことを意味します。この言葉がアルバムタイトルに選ばれたのは、山崎が特定のギャラリーでの個展で使用していた言葉でもあります。アルバム制作の中で、彼は言葉や音楽を織り交ぜ、ユニークな作品が完成しました。
これまでのF.I.B JOURNALの歩み
F.I.B JOURNALは、2003年に山崎のソロプロジェクトとして始まり、2005年にベーシストの真船勝博とドラマーの沼直也が参加してトリオ編成となりました。これまでに、7枚のアルバムをリリースしており、特に「This is GHOST」は過去の楽曲をサンプリングした作品として注目を集めています。
ライブイベントの詳細
新アルバム「現象 hyphenated」のリリースを祝うライブが、2024年12月14日にADRIFTにて開催されます。8,000円のチケットには1フード・1ドリンクが含まれます。
茂田正和のビジョン
茂田は、音楽を通じて精神のケアへのアプローチを提案し、出会いや偶然が本来の個性と美しさを引き出す重要性を訴えています。彼の考えは、現代社会における自己表現や美容観の在り方を問いかけるものです。
このように、F.I.B JOURNALとOSAJIの新たな試みがもたらす音楽とメッセージには、今後も注目が集まることでしょう。