硲伊之助展
2025-02-12 14:26:10

画家・陶芸家 硲伊之助の初回顧展が東京で開催!

硲伊之助展が東京で初開催!



アーティゾン美術館(東京・京橋)では、2025年3月1日から「硲伊之助」展が始まります。この展覧会は、本展が東京で初めての回顧展となります。オンラインでのチケット販売も開始され、多くのアートファンに期待が寄せられています。

硲伊之助(1895–1977)は、若い頃からフュウザン会や二科会で注目を浴びた画家であり、晩年には色絵磁器の制作に力を注ぎました。また、伝説の画家マティスに師事した経験を持ち、西洋美術の紹介にも多大なる貢献を果たしています。

この回顧展では、油彩画や版画、磁器など、硲が手掛けた83点の作品及び資料が展示される予定で、さらに当館の西洋絵画コレクションからも彼に関係の深い17点が展示されることになります。合計100点に及ぶアートが集められ、硲伊之助の多面的な才能を余すところなく紹介します。

展覧会の見どころ


1. 東京初の回顧展
硲は1912年に初めてヒュウザン会展に出品し、弱冠16歳で画壇に登場しました。以来、彼は大正及び昭和の洋画を代表する存在となりましたが、これまで広くその業績が顧みられることはほとんどありませんでした。本展が開催されることで、彼の作品を初期から晩年にかけて一望できる機会となります。

2. 西洋美術との関り
硲の作品には西洋の巨匠たちとの関りが色濃く影響を与えています。彼はマティスからの影響を受けつつ、自らも多くの西洋画集の編集や翻訳に携わりながら、日本における西洋美術の普及に寄与しました。本展ではそのような彼の活動も紹介され、ただの画家としての顔だけでなく、文化的な架け橋としての硲を知ることができます。

3. 陶芸家としての側面も
硲は1951年から石川県小松市にて陶芸を学び、九谷焼の制作に取り組みました。音楽家と交流し、数々の陶芸作品を生み出した彼の作品も本展にて紹介され、絵画作品とは異なるアートの一面を楽しむことができます。

充実のグッズも用意


展覧会では硲の作品をモチーフにしたカードやポストカード、ステッカーなどのオリジナル商品が販売されます。また、加賀にゆかりのある食品なども取り揃えており、アートを身近に感じられる商品が充実しています。

アーティゾン美術館ミュージアムショップは、展覧会チケットなしでの利用が可能で、来場者には嬉しいサービスとなっております。

開催概要


  • - 展覧会名:硲伊之助展
  • - 主催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
  • - 会場:アーティゾン美術館 5階展示室
  • - 会期:2025年3月1日[土] - 6月1日[日]
  • - 開館時間:10:00―18:00(毎週金曜日は20:00まで)
  • - 定休日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日
  • - 入館料:(税込)ウェブ予約チケット1,800円、窓口販売チケット2,000円、学生無料(要ウェブ予約)

この大変貴重な展覧会をぜひお見逃しなく!硲伊之助のアートの世界に触れてみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
住所
東京都中央区京橋1-7-2
電話番号

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