パワハラと指導の線引きセミナー開催のお知らせ

パワハラと指導の基準を理解する重要性

労務管理におけるパワーハラスメント（パワハラ）の問題は、企業にとって避けられない課題となっています。最も悩ましいのは、上司による指導が適切な範囲を超えた際、パワハラと見なされかねないということです。従業員の指導や教育を行う側としては、法律的な理解が不可欠です。

最高裁判決を踏まえたセミナーの意義

2025年9月2日に最高裁が下した『糸島市懲戒免職処分取消等請求事件』に関する判決は、パワハラに対する法律的な見解を最新の視点から示したものであり、企業における実務にも大きな影響を与えると考えられます。この判決を背景にして開催されるセミナーでは、最新の判決内容を解説し、実務での対応を具体的に学ぶことができます。

セミナーの内容と目的

今回のセミナーは、特に下記のポイントに焦点をあてています：

- パワハラスメントの該当性判断基準の解説
- 指導とパワハラの境界線を明確にする方法
- パワハラと見なされた場合の具体的対応策

経営者や人事労務担当者の方々には、法的な理解を通じて、従業員との関係性をより良いものにするためのヒントを得られることを期待しています。実際にパワハラの問題に直面している方々にとっても、このセミナーは価値ある情報を提供できる機会です。

参加方法と概要

日時や参加条件については以下の通りです：

- 日時：2025年9月19日（金）14:00～15:00
- 方法：Zoomによる無料オンライン開催
- 申込締切：9月17日（木）17時まで

参加を希望される方は、指定のリンクからお申し込みください。申し込み後に、Zoomのアクセスリンクが送られます。セミナー開始の15分前から参加可能です。

講師のご紹介

本セミナーの講師は、弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズの瀬合孝一氏です。瀬合氏は、労務や法律問題に広く精通しており、特にパワハラなどの企業法務に関して豊富な経験があります。詳細な経歴としては、神戸大学法学部を卒業後、さまざまな法律事務所での勤務を経て、現在に至ります。また、現在も法律問題に関するアドバイザーとして企業と直接関わっています。