ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020の概要
横浜市で開催される「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020」は、障害のある方々とアーティストたちが共に新たな芸術表現を創出する国際展です。このイベントは、公共の場での芸術活動を通じて、誰もが居場所を持ち、共生できる地域社会の実現を目指します。
トリエンナーレの意義
「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」は、約3年ごとに開催されており、障害の有無を超えた協力関係に基づくアートの力を活用し、出会いや交流の機会を創出しています。これにより、参加者は新しい視点でアートを体験することができ、地域社会の一体感が醸成されることを目指しています。
開催概要
会期・会場
- - プレ会期:2020年夏(ドキュメンタリー展示予定)
- - 本会期:2020年11月12日(木)〜11月28日(土)
- - 主要会場:横浜市役所アトリウム(新市庁舎)、神奈川県民ホールギャラリー、みなとみらい本町小学校
プログラム
1.
パフォーマンス
- 日程:2020年11月21日(土)、22日(日)
- 会場:みなとみらい本町小学校
- 内容:障害の有無を問わず、多様性をテーマにしたサーカス作品の公演を行います。過去のパフォーマンス創作や教育を通じたまとめとして位置付けられています。
2.
展覧会
- 日程:2020年11月12日(木)〜28日(土)
- 会場:神奈川県民ホールギャラリー
- 内容:障害者とアーティストの共同制作による展示で、新しい視点から共生社会について考える作品が並びます。
3.
フードプロジェクト
- 会場:横浜市役所アトリウム(新市庁舎)など
- 内容:地域の福祉施設とアーティストが共同で進める、食をテーマにしたプロジェクトが行われます。
ヨコハマ・パラトリエンナーレの目的
このイベントは、芸術を通じて多様な人々の出会いや共同作業の機会を創出し、居場所や役割を実感できる環境を作り上げることを目指しています。また、アートと福祉、まちづくりの分野で得た知識や技術を地域社会に還元することも重要な目的の一つとしています。
未来への期待
まず、過去の実績を基に新たな創作を目指すとともに、アートの力を借りて社会全体の理解を深めることに挑戦しています。障害のある方々と共に活動することが、地域の人々にとっての新しい価値を生み出し、共生社会の形成に寄与することが期待されます。
プレイベント情報
最後に、プレイベントとしてトークイベント「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020に向けて」が2020年2月22日(土)に象の鼻テラスで実施されます。このイベントにはディレクターの栗栖良依氏も参加し、今後の展望について語られる予定です。
多くの方々にこの特別な国際展を体験していただき、不二の芸術体験を通して新しい出会いを楽しんでいただきたいと思います。