自然と共生する未来へ向けた新たな挑戦
株式会社finetrack(ファイントラック)は、兵庫県神戸市を拠点にする国産アウトドアメーカーであり、「遊び手=創り手」という理念のもと、アウトドアを愛する全ての人々に向けて新たな取り組みを開始しました。それは、自然環境を守りつつ、アウトドアを存分に楽しむための「ファインなトラック」を未来に引き継ぐことを目指しています。
課題意識 - 利用と保全のバランス
日本各地でアウトドアフィールドの「利用」と「保全」のバランスが崩れ、それに伴って自然環境の荒廃が進んでいる現状があります。アウトドアを楽しむことと、豊かな自然環境を持続的に守ることは両立が難しいとされています。しかし、我々はこの課題に立ち向かうことが肝要であり、それがアウトドアアクティビティを愛する者としての使命であると考えています。
ファイントラックでは、この両立を図るため小さな取り組みを始め、少しずつ未来へとつなげる道を歩んでいくとしています。彼らは、アウトドアを楽しむ所有する人々と、自然環境を守る活動を行う人々との間に、理解と協力の架け橋を掛けることを目指しています。
具体的な取り組み
新しい取り組みは以下の4つの柱から構成されています。
1. トークイベントの開催
まず、アウトドアフィールドの現状を知ることから始まります。「いま、フィールドでは何が起きているのか?」をテーマに、登山道を守る専門家をゲストに迎え、アウトドアを継続的に楽しむための方法について考えるトークイベントを開催します。これにより、参加者は具体的な問題意識を持ち、アクションを起こすきっかけになります。
2. 現地整備ワークショップの開催
次に、実際にアウトドアフィールドでの整備を体験するワークショップが行われます。参加者は登山道の整備を通じて、自然環境に優しい歩きやすい道を作り出す方法を学びます。この実践を通じて、アウトドアで遊ぶことの楽しさと、その環境を守る重要性を体感できる機会となります。
3. 寄付型プロダクトの販売
さらに、2024年からは寄付型プロダクトも販売されます。「登山道を守る人を応援するfinetrack×YAMAP別注ドライレイヤー」の購入金額の5%は、登山道整備団体への寄付に充てられます。これにより、山を愛する人々がその愛情を形にし、登山道を守るサポートを可能にします。
4. noteによる情報発信
最後に、これらの取り組みを「note」を通じて発信し、アウトドアを愛するコミュニティとの対話を促進します。プロジェクトメンバーがリアルな思いを伝え、共に成長していくためのプラットフォームとして機能することを目指します。
finetrackについて
株式会社finetrackは、2004年に創業しました。全国のアウトドアフィールドの現状を踏まえて、経験豊富なメンバーが結集し続けた結果、このような取り組みが生まれました。今後のプロジェクトにより、アウトドアの楽しさと自然環境の共生が実現する社会が実現されることを期待します。ファイントラックの姿勢は、これからも多くのアウトドア愛好者に響き渡ることでしょう。
詳細については、公式サイトで最新情報を確認してください:
finetrack公式サイト
上記の取り組みは、自然環境との調和を保ちながら、アウトドアを楽しむ未来のための第一歩です。私たち一人一人ができることを見つけて、共に未来へ繋げていきましょう。