Placyが神泉で開催するアートイベント「CITY BLEND #BENCH001」
音楽で場所を探し出せる地図サービス、株式会社Placyが主催するアートイベント「CITY BLEND #BENCH001」が、2020年に解体予定の一棟ビルで開催されます。本イベントは「感覚に基づき都市の時間に触れる」というテーマのもと、2019年9月20日から23日の4日間にわたり行われます。
このイベント場所となる神泉のビルは、クリエイティブな挑戦者のための空間マッチングサービス「RELABEL」によって運営されており、再開発が進む東京で取り壊される前に、ビルが持つユニークな魅力や歴史を感じる機会を提供します。新旧のビルが共存する渋谷で、建物の「隙間」の時間に触れ、都市の変化を体感することを目標としています。
アートイベントの目的
急激な都市の変化が進む渋谷では、古い建物が次々と姿を消し、新しいビルが立ち上がる状況が続いています。このイベントでは、参加者が取り壊しが迫ったビルの中に足を踏み入れることで、その空間を記憶に留められるチャンスを提供します。過去の建物を思い出し、現在の渋谷を楽しむことで、近未来について考える時間を持つことが期待されています。
イベントの特徴
「#BENCH001」というタイトルが示す通り、ベンチは人々が交流するための物理的な場となります。様々な使用方法があるベンチは、そこにいる人の存在を感じさせ、同時に人がいない時には寂しさをもたらします。このような象徴的なオブジェクトを、イベントスペースの中に配置することで、訪れた人々に深い思索を促します。
各階の展示内容
イベントの会場は各階に異なるテーマの展示が設けられ、階を上るごとに時代の変遷を感じ取れる構成になっています。
- - 3F: 「過去」への回想として、元住人のストーリーを詩として紹介。古き良き渋谷の姿を思い出させます。
- - 4F: 「現在」への没入を目指し、現代の渋谷のさまざまな姿をグラフィックや映像、写真を用いて表現します。
- - 5F: 「近未来」への妄想空間として、AI技術を用いた展示を通して未来の可能性を探ります。
- - 6F: 当日の楽しみとなる秘密の部屋が用意されます。
- - 1F: 音楽にインスパイアされた特製フードとドリンクが楽しめるエントランスになります。
参加アーティスト
今回のイベントには、松村宗亮氏、FLATPLAY、歌人でライターの伊藤紺氏らが参加し、それぞれの視点から渋谷の過去や未来を表現します。
- - 松村宗亮: 茶道家として伝統ある活動を行い、全国で多数の茶会を開催。特に20日のレセプションパーティーに参加。
- - FLATPLAY: ソロユニットとして、様々な音楽ジャンルを取り入れたパフォーマンスを展開。こちらも20日のイベントに出演します。
- - 伊藤紺: 東京生まれの歌人・ライターで、多彩な執筆活動を経て、アートブックの発刊に至るまで幅広い活動を展開中。
開催概要と入場情報
- - 場所: RELABEL Shinsen (東京都渋谷区神泉町20−21ミドリマンション)
- - 会期: 9月20日(金)19:00 ~ 23:00、9月21日(土)~ 23日(月)各日18:00 ~ 22:00
- - 入場料: 3,000円(1ドリンク込)
- - 予想来場者数: 500名の参加が見込まれています。
公式SNSでは、イベントの進捗や最新情報が更新されていきますので、ぜひチェックしてみてください。Placyのストリームライフの中でこの特別なイベントを体験してみてはいかがでしょうか。