さつき株式会社が新たな挑戦を始める
さつき株式会社は、教育機関向けディスプレイ導入のノウハウをもとに、新たな分野への挑戦としてグループ企業である株式会社moocaを設立しました。これにより、デジタルサイネージ『mooca』の提供を行うことが目的です。この新しい試みが、どうやって顧客の課題を解決するのか、そして市場にどのような影響を与えるのかを探ります。
デジタルサイネージ『mooca』とは
『mooca』のコンセプトは「届けたい」を、もっと手軽に、もっと確実に。様々な画面サイズやオプションを備えたカスタマイズ型のデジタルサイネージサービスです。具体的には、専用のクラウドシステムを内蔵し、複数拠点を一元管理できる「クラウドCMS型」や、通信SIMオプションが搭載されています。これにより、顧客のニーズに応じた迅速な情報更新が可能です。
小売店舗や商業施設、企業の受付、展示会など、デジタルサイネージを必要とする様々な場面で『mooca』は利用されています。特筆すべき点は、顧客が簡単に費用感を理解できる無料のシミュレーターを導入している点で、これにより、端末の台数や設置期間、運用スタイルに基づき、最適なプランと月額費用が自動で算出されます。これにより、利用者は自身のニーズに合ったプランを見つけやすくなっています。
株式会社moocaの理念
株式会社moocaの社長、鳥井亮伸氏は「リーズナブルで多機能な映像システムを提供すること」を使命に掲げています。さつき株式会社の経験を活かし、教育機関のみならず、様々な業種に対応した製品を提供し、新たな分野への挑戦を続けていきます。
同社では、AndroidやWindows、ChromeOSに対応したさまざまなOSやディスプレイ関連製品を提供するほか、携帯電話通信網を利用したIoTサイネージ機器やクラウドCMSの開発も進めています。また、組み込み用のキオスク端末も提供し、新たな革新的製品の開発にも力を入れる考えです。サイネージのプロフェッショナルとしての技術力を生かし、ユーザーが求める情報をリアルタイムで提供する手段を追求しています。
ユーザーとのコミュニケーションを重視
moocaの社名には、「一杯のコーヒーが日常に彩りを与えるように、私たちの製品が街の風景に溶け込み、人々の心に響く情報と感動を届けたい」との思いが込められています。変化が激しい現代において、情報をただ流すだけでは十分ではありません。最先端のテクノロジーとクリエイティブな視点を融合し、場所や状況に応じた「生きた情報」を提供することが、大切だと考えています。これにより人々の心に響く体験を創造し、今後のさらなる展開に期待が高まります。
会社概要
株式会社moocaの本社は大阪市中央区にあり、東京オフィスも設置されています。資本金は1,000万円で、設立日は2025年5月1日です。デジタルサイネージの企画・販売・運営を通じて、都心での新しいコミュニケーションをデザインしています。
さつき株式会社は創業1931年という歴史を持ち、現在も教育ソリューションに対して積極的なアプローチを行っています。特に、電子黒板「ミライタッチ」は全国の教育現場で広く導入されており、最近ではその技術をビジネスシーンにも展開し、働き方改革に寄与することを目指しています。
お問い合わせ先
さつき株式会社 ITソリューション事業部 へのお問い合わせは、ウェブサイトまたは日比谷国際ビルでの直接訪問が可能です。興味のある方は、ぜひ一度、お問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?