CData、AIの実運用を推進する新機能を発表
データ連携ソリューションのリーダーであるCData Softwareが、3月9日に行われたGartner Data & Analytics Summitにおいて、自社のCData Connect AIプラットフォームの大幅な機能強化を発表しました。これは特にAIの実運用に関して重要な意味を持ちます。
AIの実運用の現状
世界的に見ても、AIへの投資は急速に増加しています。Gartnerによると、2026年にはAI支出が25兆ドルに達するとされています。しかし、この支出の多くは実際の成果に結びついておらず、生成AIプロジェクトは実運用に到達する前に停滞することが多いのが現状です。
この問題の根本的な原因は、モデルの性能ではなく、これらのモデルを支えるデータインフラの整備不足にあります。リアルタイムでのビジネスシステムへの接続、セマンティックインテリジェンスによるデータのコンテキスト理解、そしてガバナンス管理がAIの成功には不可欠です。CDataの調査によると、現在のAI向けデータインフラに満足している組織はわずか6%と、深刻な状況が伺えます。
CDataの新機能とは
CDataのCEO、Amit Sharmaは「AIエージェントの能力は、使用するツールとその後ろにあるデータによって決まります。また、安全性はそれを管理するガバナンスで決まります。このリリースにより、ビジネスコンテキストに基づくエージェントツールを安全に構築・デプロイできるようになりました。」と述べています。
新たに搭載された機能は、以下の3つのコア要素を強化するものです。
1.
コネクティビティ - 350を超えるデータソースへのアクセス
CData Connect AIは、リアルタイムで350を超えるビジネスシステムへの読み書きアクセスを提供します。新たに追加されたConnect Gatewayにより、特にファイアウォール内のデータソースへのアクセスが拡大し、どこでもデータ処理が可能になります。
2.
コンテキスト - エージェントツールの拡張
AIエージェントが適切なアクションを選ぶためには、その背景にあるビジネスコンテキストを理解することが必要です。CDataは、エージェントが実行できる操作を正確に制御する仕組みを構築しており、これにより過剰なコンテキスト提供によるリスクを軽減しています。今回のアップデートでは、ユニバーサルツール、ソースツール、カスタムツールといった新たなツールタイプが追加されました。
3.
コントロール - 強化されたガバナンス機能
ユーザーごとの認証を適用し、動的に権限を反映させる新たな機能が搭載されました。これにより、クエリの全操作が完全に監査可能となり、データの安全性が一層強化されます。
精度の重要性
CData Connect AIは、AIエージェントとビジネスソフトウェアをつなぐ標準インターフェースを提供しています。市場検証の結果、CDataの精度は98.5%に達し、他のプロバイダーと比べて圧倒的な差を見せています。この精度のギャップは、特にエンタープライズワークフローにおいて、エージェントの成功に直結します。
Gartner Data & Analytics Summitでの出展
CDataはGartner Data & Analytics Summitのブース308に出展し、今後のAI技術の進展に関して詳細な情報を提供しています。Microsoftとの共同セッションも行われ、AIエージェントの未来について議論が展開される予定です。このような新たなテクノロジーの進化を通じて、CDataはビジネス界におけるAI活用の可能性を広げています。