株式会社ワクフリ、佐賀県DXアクセラレータ事業を受託し地域企業のデジタル化を推進

佐賀県は、「デジタルを佐賀のビジネスの常識に」を目標に掲げ、県内企業のデジタル技術活用やDX推進に取り組んでいます。2018年に設立された「佐賀県産業スマート化センター」は、地域企業のDX化を支援するため、DXアクセラレータ事業を始動しました。

この事業は、企業がDXに継続的に取り組むための自立した体制構築を目指し、経営課題の洗い出しからIT導入・活用支援まで、コンサルタントが企業の進捗状況に合わせて伴走支援することで、DXを加速させるものです。

背景：DX化が進む中、地域企業の課題

産業のデジタルトランスフォーメーション（DX）が進む中、佐賀県内では多くの企業がまだIT導入が進んでいません。DXへの取り組みにも一歩踏み出せていない企業が多く、課題となっています。佐賀県産業スマート化センターでは、これまでセミナーやイベントを通じて支援を行ってきましたが、DXに取り組み始めたばかりの企業や、ITに不慣れな企業への支援が課題でした。

目的：地域社会のイノベーションとデジタル化を促進

株式会社ワクフリは、このDXアクセラレータ事業に参加することで、地域社会におけるイノベーションとデジタル化を促進することを目指しています。

具体的には、地域の中小企業や地域団体と連携し、企業がDXに取り組む際の伴走支援を行います。経営課題の整理や解決策への取り組みを支援し、企業が自らDXを推進し、持続可能な成長を実現する体制を整えることを目指します。

事業概要：企業のDX化を支援する6つのステップ

ワクフリは、佐賀県と協力して、以下の活動を展開します。

1. 伴走支援業務

現状認識と経営課題の整理: 企業の現状を分析し、将来の展望を明確にします。その上で、経営課題を抽出し、優先順位を明確にします。
DXに関する目標設定と実現計画の作成: 経営課題に基づき、DX推進のための目標を設定します。短期的、中期的、長期的な時間軸に基づいて、ITソリューションなどの解決策を含む実現計画を策定します。
計画遂行のためのDX推進体制構築: DX実現計画を推進するために必要な社内の体制を整えます。支援終了後も独自に進められるような環境整備を支援します。
ITツール導入支援: 適切なITツールを比較し、選定する支援を行います。補助金の活用もサポートします。
ITツール導入後のフォロー: ITツールの導入後の状況を確認し、計画の進捗や効果を確認します。
DX認定取得: 企業がデジタルによるビジネスの変革に向けて準備が整った状態になるよう、国が認めるDX認定の取得を支援します。

2. 事例執筆業務

支援対象企業の取り組みや変化、効果について記事を執筆し、スマート化センターのホームページなどで公開します。これにより、他企業への普及啓発を図ります。

3. その他業務

事業遂行に必要な業務や管理業務を行い、佐賀県産業スマート化センターとの連携を密にし、業務の円滑な進行を図ります。

株式会社ワクフリとは：企業の業務変革を支援するコンサルティング企業

ワクフリは、「社会の溝を埋める」ことをミッションに掲げ、多くの企業の業務変革に携わってきたコンサルティング企業です。

業務プロセスの再設計はもちろん、組織設計に至るまで、全体的に伴走するところが特徴です。企業様の業務内容や組織状態、ITリテラシーなどを踏まえ、これまでに900社以上の業務変革・DX支援を実施してまいりました。

これからもワクフリは、企業様の成長と成功を支えるパートナーとして、最適な支援を提供し続けます。