地域を活性化する新たなプラットフォーム「せき情報局」
岐阜県関市が、新たな地域活性化の取り組みとして2025年3月20日(木)に「せき情報局」という名の情報ポータルサイトを公開します。このプラットフォームは、昭和50年代から「さらに住みよい“まち”を次世代に」を理念に事業を推進している「関市まちづくり協議会」の中で開発されたものです。
地域課題の解決を目指す
多くの地域団体から寄せられている悩みの中で、特に目立つのが「イベントを開催しても周囲に伝わらない」という声です。また、少子高齢化が進む中で新しい担い手の減少もあり、従来の広報手段では十分な効果を上げられないことが、問題視されています。そこで「せき情報局」が誕生しました。このサイトでは、関市内で開催される様々なイベントや団体の活動を一括して発信し、市民が自由に最新情報を収集し、興味のある活動に参加できるようにすることを目指しています。
「せき情報局」の三つのポイント
1.
イベント情報の見える化
「せき情報局」では、関市で実施される全てのイベントがカレンダー形式で整理され、分かりやすく掲載されます。参加者は日時、場所、カテゴリー等で簡単にイベントを検索できるため、「今日はどんなイベントがあるの?」といった疑問にも即座に答えることができます。
2.
SNS自動連携で認知度向上
このプラットフォームでは、ブログを投稿するだけで、InstagramやX(旧Twitter)、Facebookに自動で投稿される仕組みを導入。これにより、関市だけではなく、地域外からの興味を引くことが可能となり、情報の拡散力が格段に向上します。
3.
団体紹介ページの充実
地域団体の理念や活動内容、過去の取り組みについて詳しく掲載できるページを設けています。これにより、各団体の魅力や成果を多くの人々に伝え、地域全体の認知度を高めることが期待されています。
誰でも参加可能な「せき情報局」
関市内で活動する団体や個人なら、誰でも「関市まちづくり協議会」の一員として登録することができます。月額200円(年額2000円)というリーズナブルな価格で参加できるため、参加のハードルも低く、多様な団体の参加を促す仕組みとなっています。
今後の目標としては、英語版のホームページの立ち上げや、参加を容易にするためのイベント申込機能の導入、地域のニーズを分析してイベントPRを改善する取り組みも進める予定です。
「せき情報局」は、関市の多様な地域活動を多くの人々に届けることにより、地域の活性化を図ります。多くの人々が地域とのつながりを深めることで、新しい関係が生まれることを期待しています。
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- 所在地:岐阜県関市
- 設立:1984年9月