ラクスルグループが展開する次世代金融プラットフォーム「ラクスルバンク」の全貌

ラクスルグループが新たに提供する金融サービス「ラクスルバンク」

ラクスルグループは、2024年11月に設立したラクスルバンク株式会社を通じて、中小企業向け金融プラットフォーム「ラクスルバンク」のサービスを正式にリリースしました。今回のサービスは、同社の100%出資子会社であるラクスルバンクが、GMOあおぞらネット銀行と提携し、「Banking as a Service（BaaS）」を活用して展開されます。この新しい金融プラットフォームは、最短で当日の口座開設と業界最安級の振込手数料を実現し、中小企業の経営者が本業に専念できるためのサポートを提供します。

中小企業の成長を支援する金融プラットフォーム

中小企業にとって、金融関連の手続きやコストはしばしば成長を阻む要因です。ラクスルバンクは、この現実に目を向けており、企業経営者が資金管理や支払い業務の煩雑さから解放されることを目指して、便利さとコスト削減の両立を実現します。

サービスの主要機能

ラクスルバンクは、いくつかの重要な機能を備えています。

1. 迅速な法人口座開設
- オンラインでの申し込みが可能で、ペーパーレスで手続きが完了します。
- 本人確認もオンラインで行われ、最短当日から口座が利用可能です。

2. 業界最安級の振込手数料
- 他行宛て振込手数料は1件あたり119円と、店舗型金融機関と比較して約40%ものコスト削減を実現。
- リアルタイムな入出金サービス（24時間365日対応）を提供しています。

3. デビットカードによるポイント還元
- 利用時に通常2.0％のポイントが付与され、ラクスル内のサービスに1ポイント＝1円で利用可能です。
- 経費精算もラクスルバンクアプリでスムーズに行なえます。

4. 強固なセキュリティ体制
- GMOあおぞらネット銀行が定めるFISC安全対策基準に準拠し、取引時には2段階認証を採用しています。

今後の展望

ラクスルグループは、今後さらなる金融サービスの拡充を計画しています。法人クレジットカードの提供や、請求書の後払い機能、ファクタリングサービスの導入など、中小企業の多様なニーズに応じたサービスを展開する方針です。また、外貨送金を含むあらゆる金融取引の効率化に向けた取り組みも進めています。

会社情報

ラクスルバンク株式会社の本社は東京都港区にあり、代表取締役CEOは杉山賢です。会社設立日は2024年11月1日で、公式ウェブサイトはこちらです。
また、GMOあおぞらネット銀行との提携も特徴の一環であり、共に企業の経営課題に対する解決策を模索しています。

ラクスルのビジョンは、『仕組みを変えれば世界はもっと良くなる』という理念のもと、中小企業の経営課題を解決する技術プラットフォームの構築です。未来の金融サービスを牽引する展望が期待されます。

中小企業の皆さんにとって、ラクスルバンクはこれまでにない新たな選択肢となることでしょう。今後の展開にご注目ください。