#北海道 #奈井江町 #ずどーん

北海道奈井江町、町おこしキャッチフレーズに「ずどーん」

北海道空知地方に位置する奈井江町。人口約5000人のこの町は、国道12号線の日本一の直線道路区間の中央に位置するというユニークな特徴を持っています。少子高齢化が進む中、町の活性化を図るため、新たなキャッチフレーズを制定。そのキャッチフレーズは、予想外の「ずどーん」でした。

「ずどーん」に込められた意味

「ずどーん」というインパクトのある言葉は、単なる奇抜さだけでなく、奈井江町の持つ多様な魅力を凝縮した表現です。広大な田園風景、雄大な山々、そして何よりも奈井江町民の温厚で力強い気質、これら有形無形の資源が一体となり、町全体から放たれるエネルギーを象徴しています。

このキャッチフレーズは、町民参加型のワークショップを経て誕生しました。ライターやデザイナーの協力を得ながら、町民と共に「奈井江らしさ」を議論。多様な意見を反映させ、最終的に「ずどーん」という、シンプルながらも奥深い言葉が選ばれました。

「ずどーん」の可能性

「ずどーん」は単なるキャッチフレーズにとどまりません。町の新たなコミュニケーションツールとして、住民や事業者、団体など、幅広い層に活用されることを目指しています。

例えば、「ずどーん米」や「ずどーんトマトジュース」といった商品開発から、「ずどーんコンサート」や「ずどーん祭り」といったイベント開催まで、可能性は無限大です。「ずどーん」を町の日常に溶け込ませ、住民同士のコミュニケーション活性化にも繋げようとしています。

デザインとクリエイター

「ずどーん」のロゴデザインは、陶芸家である藤本美歩氏が奈井江町の風景や人々からインスピレーションを得て制作。伸び縮みする独特のフォントと、多様な造形が特徴です。このデザインは、町民が自由にイベントや商品パッケージなどに使用できるよう提供されています。

キャッチフレーズとデザインの制作には、アートディレクターの浪本浩一氏とコピーライターの田中有史氏が携わりました。彼らの高いデザイン性と表現力により、「ずどーん」は奈井江町の魅力を効果的に伝えるツールへと昇華しています。

今後の展開

既に成人式ではノベルティとしてトートバッグやマグカップが配布され、ステッカーも公共施設で配布されるなど、町中に「ずどーん」のデザインが広がり始めています。オンラインイベントも開催され、キャッチフレーズの誕生秘話や、今後の奈井江町のまちづくりについて発信されています。

「ずどーん」は、奈井江町が発信する新たなメッセージ。このユニークなキャッチフレーズが、町の活性化にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。

関連リンク

サードペディア百科事典: 北海道 奈井江町 ずどーん

Wiki3: 北海道 奈井江町 ずどーん