シンガポールのQR決済概要
シンガポールに本社を構えるQFPay International Limited(CEO: Patrick W.H NGAN)は、同国の決済サービス会社NETS社と提携し、QRコード決済の提供を日本でも開始することを発表しました。これにより、シンガポールの人気決済サービス「NETS Pay」、「DBS PayLah」、「OCBC Pay Anyone™」、「UOB Mighty」の4つが利用可能になります。
サービス開始の背景
このサービスは2019年8月1日よりスタートし、NETS社が提供する決済システムが日本の訪日旅行者に対し、シンガポールで普及しているwalletのQR決済が利用できるようになります。特に訪日旅行者には、クレジットカードに頼らず自国の決済サービスを使える新たな選択肢が増えることになります。
これまで、日本国内では主に中国ブランド(UnionPay App、Wechat Pay、Alipay)を通じたQR決済が広がっていましたが、QFPayを通じて初めてシンガポールのQR決済が導入されることになります。
具体的な導入店舗
最初に導入される具体的な店舗には、訪日旅行者から高い人気を誇る総合ストア「多慶屋」や、約10万点の多彩な玩具を取り揃えた「博品館」が含まれています。これらの店舗では、シンガポールのwalletを使用したQR決済が可能となり、ストレスなく買い物を楽しむことができるでしょう。
消費者への利便性
訪日シンガポール人旅行者は、これまでのようにクレジットカード決済に頼ることなく、手軽に自国のqrコード決済を利用し、支払いを済ませることができるようになります。これにより、各事業者は消費者に対し、プロモーション通知を通じて直接的な情報提供を行うことができます。これにより、旅行前や旅行中のダイレクトマーケティングが強化されます。
QFPayのさらなる展望
QFPayは、本サービスの導入に伴い、既存加盟店へのサービス提供を順次拡大していく予定です。同社は現在、14カ国・17のマーケットで30以上のwalletを取り扱っており、今後はそれに加えて韓国、タイ、台湾などのwalletを日本市場に導入する計画も進めています。
QFPay Internationalの情報
QFPay International Limitedは、日本以外にも世界各地でwalletサービスを展開している企業で、今後もグローバルに決済サービスの拡充を目指しています。
お問い合わせ先
本件に関する問い合わせは、株式会社QFPay Japanまでご連絡ください。
会社概要
- - 会社名: QFPay International Limited
- - 所在地: シンガポール
- - CEO: Patrick W.H NGAN
日本国内でのサービスを支える新たな決済手段の導入は、訪日旅行者のみならず日本の店舗にとっても大きな可能性を秘めた動きです。今後の展開から目が離せません。