マルエツのペットボトルキャップ回収活動の意義
現在、マルエツでは店頭に設けたペットボトルキャップの回収ボックスを通じて、リサイクルを促進する活動を続けています。この活動は、お客さまのご協力により、リサイクル資源として売却されたペットボトルキャップの利益を「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)に寄付し、貧困などの理由でワクチンを受けられない世界の子どもたちへの支援につながるものです。
2023年度には回収したペットボトルキャップの売却益が1,382,160円に達し、その全額がJCVに寄付されました。この寄付金は、ポリオワクチンを始めとした各種ワクチンとなって、支援を必要としている子どもたちに届けられるのです。この活動は2011年から始まり、累計寄付額は10,310,014円にのぼっています。
寄付活動の現場
寄付の贈呈式では、マルエツの担当者がJCVの代表者に寄付金を手渡す様子が報告されています。JCVは、1日4,000人、時間にして20秒に1人の赤ちゃんや子どもがワクチン不足で命を落としている現実に直面し、彼らにワクチンを届ける「子どもワクチン支援」の活動を展開しています。
このように、ペットボトルキャップの回収活動は単なるリサイクルに留まらず、世界の子どもたちの未来を守る重要な役割を果たしているのです。
環境への配慮
一部の店舗では、回収したペットボトルキャップの再生原料を約30%使用した買い物カゴの導入も進めており、プラスチックとCO₂の削減に貢献しています。これにより、リサイクルが進むと同時に、私たちが住んでいる地球環境を守る取り組みも行われています。
マルエツの活動理念
マルエツは「しあわせいかつ。」というブランドメッセージのもと、地域の生活を支える「いちばん近い存在」となることを常に目指しています。お客さま、従業員、地域とともに、持続可能な未来を目指した取り組みを推進していく方針です。
このように、マルエツのペットボトルキャップ回収活動は、環境問題解決と世界の子どもたちの健康支援を同時に実現する素晴らしい例と言えます。地域の方々も参加しやすいこの活動に、今後ともご協力をお願い申し上げます。
詳しい活動については、JCVの公式ホームページをご覧ください。https://www.jcv-jp.org/