新たな物流拠点、佐野田沼センターが稼働開始
南日本運輸倉庫株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:大園 圭一郎)は、栃木県佐野市に新たに竣工した「佐野田沼センター」の稼働を発表しました。このセンターは、チルド・フローズン食品の輸送を専門に行う物流施設で、2023年7月からその運用がスタートしました。
立地のメリット
佐野田沼センターは、北関東自動車道の佐野田沼ICから1.1km、東北自動車道の佐野スマートICからも8.4kmという非常に便利な位置にあります。この地理的な優位性により、関東圏内への冷凍冷蔵配送がスムーズに行えるだけでなく、全国各地から関東に向けた貨物の中継点としても機能します。さらに、近隣には佐野チルドフローズン物流センターが位置しており、倉庫スペースや人員、車両の柔軟な対応が可能です。
施設の詳細
佐野田沼センターの敷地面積は9,171.65㎡、延床面積は8,422.25㎡です。施設内はチルド(2,435.98㎡)とフローズン(5,414.63㎡)の専用エリアに分かれており、それぞれのニーズに応じた配送が可能です。また、事務所スペースには571.63㎡が確保されています。建物は鉄骨造の地上2階建てで、トラックバースは10トン車が14台、4トン車が2台停車できる構造です。
今後の展望
南日本運輸倉庫では、今年の10月にも千葉県市川市に新しい物流施設の稼働を予定しており、これらの新センターの開始を通じて拡大が見込まれる冷凍冷蔵物流のニーズに応える体制を構築していくことを目指しています。これにより、より効率的で迅速な商品の配送を実現し、顧客の期待に応えるサービスを提供していく予定です。
まとめ
佐野田沼センターの稼働は、南日本運輸倉庫にとって重要なステップとなります。地理的な利点や機能的な運用が、冷凍冷蔵物流の新たな可能性を広げることでしょう。企業の成長とともに、地域経済の活性化にも貢献するこの取り組みは、多くの関係者に注目されています。今後のさらなる展開に期待が寄せられます。