暗号資産ネクスコインがGameFi領域での新たな連携を発表

暗号資産ネクスコインのGameFi領域での新たな展開

ネクスグループが、暗号資産ネクスコイン（NCXC）を活用したGameFiプラットフォームの設立を発表しました。これは、2017年にブロックチェーン技術を基にして配布されたトークンNCXCの価値をさらに向上させる取り組みとして位置づけられています。2022年からの業務提携を通じて、株式会社クシムとも連携し、本格的な開発が進められています。

NCXC GameFiプラットフォームの概要

ネクスグループは、NCXCを基軸とした「NCXC GameFiプラットフォーム」を構築中で、これは「PlayStation Store」や「Steam」といった既存のゲーム配信サービスにブロックチェーンゲームを特化した新しい形態を提供します。このプラットフォーム上では、チューリンガム株式会社がリリースしたアプリ「SIX POKER」が初めてのGameFiタイトルとして登場し、NCXCを獲得する仕組みが導入される予定です。さらに、このプラットフォームにより、他社のゲームタイトルでもNCXCを利用できる仕組みが整備され、NFTの共有も可能とされます。

業務提携の背景

今回の発表で重要なポイントは、東京通信との業務提携が進められることです。東京通信は、国内外で成功を収めた約4,000本の無料スマートフォンゲームを展開しており、アプリ開発での経験豊富な企業です。これにより、ネクスグループが目指すGameFiプラットフォームへのゲーム提供が実現すれば、ユーザーにとっては多様な選択肢が生まれることとなります。実際、東京通信はApp Annie社のランキングで、多数いるアプリ企業の中で第2位を獲得した実績もあり、その影響力は計り知れません。

今後の展開

ネクスグループは、ブロックチェーンゲームの開発とGameFi領域へのさらなる参入を計画しています。これに関しては、東京通信との提携を通じて可能性を探る意向を示しており、今後の進展が期待されています。ただし、今回の取り組みが2023年11月期の連結業績に与える影響は軽微とされていますので、投資判断については慎重に行う必要があります。

本件に関するプレスリリースは、NCXCの取引を勧誘するものではありませんので、その点にも注意が必要です。