WIT2016 鈴鹿サーキット
2016-09-24 09:06:41
鈴鹿サーキットで開かれたWIT2016が女性活躍の新たな一歩を踏み出す
WIT2016鈴鹿サーキット開催
2016年9月23日、三重県が主催する国際フォーラム「Women in Innovation Summit(WIT)2016」が鈴鹿サーキットで開催されました。このイベントには約400人が参加し、女性の活躍推進をテーマに多彩なプログラムが展開されました。
鈴木知事のご挨拶
フォーラムの冒頭、鈴木英敬三重県知事は挨拶し、「三重県は女性が歴史を作ってきた土地であり、現在も様々な分野で活躍しています」と強調。その後、伊勢志摩サミットを契機に、西洋での女性活躍が必要なことが示されたと述べました。知事は、「チャンスは貯金できない」との言葉を引用し、積極的な取り組みの重要性を訴えました。
フォーラムのプログラム
フォーラムでは、女性の活躍が地域や業界にどのように貢献できるかをテーマにしたキーノートセッション、ダイバーシティ経営に関するパネルディスカッションが行われました。また、「リケジョ」や「農業女子」として知られる女性たちが最前線で活躍する姿をシェアし、新しい生き方や働き方を模索する重要な機会となりました。
実際の体験
鈴鹿サーキット内では、女性プロドライバーによる試乗体験が行われ、参加者たちは最新の環境対応車を体験しました。さらに、ピットブースでは最新のテクノロジーやドローン、ロボットに触れることができ、技術革新における女性の存在感を体感しました。このような体験を通じて女性の社会参加を促進する意義が確認されました。
新たな宣言とアワード
後半では、女性の活躍に資する新しい働き方を提唱するアワード「STAR SHOW」が行われ、最優秀作品は株式会社アグリーの井上早織さんが受賞しました。彼女は「農×福×観地域資源活性プロジェクト」のプレゼンを通じて、地域における女性の新たな可能性を引き出すことが期待されています。
最後には、全参加者による「Women in Innovation Summit(WIT)2016共同宣言」が発表され、新たなムーブメントの始まりが告げられました。この宣言は、女性の活躍を支援するための行動を呼びかけるものであり、多様性を認めた社会の実現を目指すものでした。
各界のリーダーが強調する女性の役割
イベントの間、井原慶子氏や豊田俊郎内閣府大臣政務官のコメントもあり、女性の社会進出の重要性が一層強調されました。井原氏は「技術産業で女性が活躍できる環境がまだ足りない」とし、今後の進展に期待を寄せました。また、鈴木知事は男性の意識改革を強調し、三重県では育児男子プロジェクトを掲げ、その推進に力を入れていく方針を示しました。
まとめ
WIT2016は、鈴鹿サーキットを舞台にした意義深いイベントであり、参加者同士がつながり合いながら多様な視点を交換する機会を提供しました。女性の活躍が加速し、地域社会全体の発展に資することが期待されます。今後もこの取り組みが蓄積され、さらなる成果を生むことを願ってやみません。
会社情報
- 会社名
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Women in Innovation Summit 実行委員会
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3−3−5NBF渋谷イースト 株式会社フロンティアインターナショナル内
- 電話番号
-
03-5776-4010