物流業界の安全を支える「monap」新機能追加の背景
株式会社BRAVELOGIS(ブレイブロジス)が提供する、ながら運転防止サービス「monap」は、スマートフォン利用による「ながら運転」が社会的問題となっている背景から生まれました。警視庁によると、2023年にはながら運転による死亡や重傷の事故が122件に達し、これは過去最多の記録です。この状況を受けて、日常的に運転を行うドライバーや物流業界全体の事故リスクを軽減することが求められています。
BRAVELOGISでは、ドライバーや企業の安全を確保するために、トラック呼び出し&バース予約システム「TruckCALL(トラックコール)」と共に、ながら運転防止サービス「monap」を開発しました。多くの企業からの要望を受けて、今回新たな機能が追加されることになりました。
「monap」の機能と新たな追加機能
「monap」は、Androidスマートフォンにインストールし、起動させておくことで、管理者が設定した速度に応じて画面操作を無効にするサービスです。設定速度を超えると画面タッチが無効化されます。これにより、運転中のスマートフォン操作を防ぎ、事故の発生を未然に防ぎます。
画面操作が無効化されている間も、アプリは稼働し続け、着信がある場合でも、単に表示されるだけなので通話によるながら運転を防げる仕組みになっています。
新たに追加された「管理画面」機能
今回追加された新機能は、管理者向けの「管理画面」です。この機能により、各端末の利用状況を把握しやすくなります。
各端末のロック中の操作回数、急制動や急発進の件数など、詳細なデータを確認できます。また、ライセンス数の確認も可能です。
管理者は、画面無効の開始速度や解除速度を自由に設定でき、端末ごとの「monap」機能の有効/無効も切り替えられます。さらに、ライセンスの追加申請も簡単に行えます。
物流業界におけるBRAVELOGISの役割
BRAVELOGISは、14年間にわたり物流業界に特化したシステムの開発を行っている企業です。ITを活用し、トラックの呼び出しやバース予約をスムーズにする「TruckCALL」や、ながら運転を防止する「monap」などのサービスを通じて、物流業界の安全な運営をサポートしています。今後も、物流の効率化と安全性向上に貢献し続ける姿勢を堅持していくことでしょう。
会社概要
BRAVELOGISは2018年に設立され、本社は大阪府大阪市北区に位置しています。代表取締役の磯本悟が率いる同社の理念は、“ITの力で日本の物流を支えること”。今後もさらなる革新と安全な物流環境の提供を目指し、さまざまなサービスを展開していくことでしょう。