虎ノ門ヒルズに新たな拠点「Glass Rock」が誕生!
東京・虎ノ門ヒルズに新たに開設された「Glass Rock」は、社会課題解決を目指すクロスセクターの拠点です。この場所は、森ビル株式会社が運営し、昭和女子大学が共創パートナーとして参画しています。
昭和女子大学の取り組み
昭和女子大学(学長:金尾朗)は、学問と社会との接点を強化するために、PBL(Project-Based Learning)を積極的に取り入れています。これによって、学生たちは企業や自治体などの外部組織と連携し、実際の社会課題に挑むプロジェクトに参加しています。
年間およそ30のプロジェクトには、約250名の学生が関与し、地域の活性化や商品の企画開発、スポーツの振興、食品教育、国際的な協力活動など、多岐にわたる課題解決に対してアプローチしています。
「Glass Rock」での活動
「Glass Rock」では、昭和女子大学が培った知識や経験を基にしたプログラムを展開し、世代やセクターを超えた交流の場を提供します。この共創によって、社会とのつながりをより深め、実践的な解決策を導き出していくことを目指します。
主なプログラム内容
1.
日本社会と多様性に関するセッション
5月に来日するコロラド大学の学生たちと共に、日本の社会における多様性をテーマにした討論を行います。これは昭和女子大学の客員教授、大門小百合をファシリテーターとして進行し、国際的な視点からの意見交換が期待されています。
2.
PBLプロジェクト成果報告会
学生たちは、様々な現実的な問題—過疎地や災害、貧困、教育の機会などに取り組むプロジェクトについて、その成果を発表し、意見を交換します。この場は、プロジェクトの透明性を高め、他の学生との学び合いの機会を創出します。
3.
共創プロジェクトの提案および実践
昭和女子大学とGlass Rockの会員企業や団体との間で、共同で行う社会課題解決に向けた新しいプロジェクトを提案し、実際に行動に移していきます。
4.
社会課題解決に向けたコンテンツの参画
6月には、「気候変動への向き合い方」というオープニングプログラムが開催される予定で、昭和女子大学の教授、今井章子がモデレーターを務めます。このプログラムでは、気候変動に対する各自のアプローチについて話し合われます。
未来への寄与
昭和女子大学とGlass Rockの連携により、地域や社会と密接にリンクした実践的な学びの場がさらに広がっていくことでしょう。この新たな取り組みは、世代を超えた知識の共有や、さまざまな視点からの問題解決に貢献することを目指しています。
お問い合わせ
本件に関する取材や問い合わせについては、昭和女子大学の企画広報部までご連絡ください。