ラクスとNTTデータの新たな展開
株式会社ラクスは、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」と請求書受領サービス「楽楽請求」を持ち、NTTデータの新サービス「TetraBRiDGE® for Bank」と2026年7月より提携することを発表しました。この連携により、請求書の受領から支払いまでのプロセスを自動化し、企業の経理部門における業務効率の向上とデジタルシフトを推進します。
業務効率化の背景
労働力不足が深刻化する昨今、企業はバックオフィス業務のデジタル化が求められています。請求書受領システムはすでに普及しつつありますが、請求書を受け取った後、金融機関のインターネットバンキングに何度もログインしなければならないという手間が残っていました。手入力の必要があるため、ミスのリスクも常に存在しています。
この課題を解消するため、NTTデータは「AnserBizSOL」という法人インターネットバンキングを活用した新サービス「TetraBRiDGE for Bank」を開発しました。このサービスでは、請求書データの受領から支払いまでをシームレスに進められるため、作業負荷が大幅に軽減されます。
提供される価値
ラクスの「楽楽精算」や「楽楽請求」で管理される請求書データは、CSV形式で「TetraBRiDGE for Bank」に連携されます。この連携により、企業の経理部門は以下のような利点を享受できます:
1.
手入力の最小化によるミス削減:請求書データを自動で振込向けに振り分けるため、誤入力をあらかじめ防ぐことができます。
2.
インターネットバンキングの手間を削減:一つの画面でまとめて振込を行えるため、金融機関ごとにログインする手間が省けます。
このようにして、異なるシステム間の連携を促進し、業務効率を高めることが可能なのです。
今後の展望
ラクスは今後もNTTデータと協力し、バックオフィスにおけるデジタル化を推進していく考えです。現在のCSV連携を第一歩とし、次の段階としてAPI連携の開発にも取り組む予定です。この取り組みは、各社の強みを生かした高付加価値なソリューションを目指しており、企業の持続可能な成長を支援することが目的です。
サービスの詳細
「楽楽精算」は、経費処理の全体を一元管理できるクラウド型経費精算システムで、交通費や出張費の申請から承認、精算までの各工程を効率化しています。加盟企業数も20,000社を超え、AI技術を用いた自動化により業務の効率化が実現されています。
一方「楽楽請求」は、請求書の自動受領から振込データの生成までをAIが担うシステムで、累計108,000社以上の導入実績があります。
NTTデータが提供する「TetraBRiDGE for Bank」は、請求書データの受取りから振込依頼までを一つの画面で完結できる新サービスです。これにより、請求書受領のDXを加速させ、業務を効率化していきます。
すべてのシステムが連携し、企業の経理業務をもっと効率的かつ簡単にすることが期待されています。